鳴門市でのスタートアップ成長支援！EdTech/Baby Techの新たな挑戦

徳島県鳴門市では、2023年7月24日に「NARUTO CONNECT Vol.1 EdTech/Baby Tech」というアクセラレーションプログラムが開催されました。このイベントは、起業直後のスタートアップに対し成長の機会を提供することを目的としており、鳴門市役所を中心に行われました。参加した6社のスタートアップは、子育てや教育に関連する革新的なアイデアを紹介し、市とのマッチングを図る貴重な機会となりました。

イベントの背景と目的

市長の泉氏は、イベントの冒頭で鳴門市の子育てに関する現状や課題を説明しました。特に、若年層の人口減少や出生数の減少といった困難に直面している中で、これらの課題を解決するために「なるとまるごと子育て応援パッケージ」や「なるとうずっ子学力向上パッケージ」といった二つの施策が生まれたことを強調しました。

このプログラムは、参加するスタートアップにとっても刺激的で、有意義な挑戦の場となっています。子育てや教育の領域での創造的な解決策を提案することで、地域社会への貢献を目指しています。

スタートアップのピッチと反応

その後、スタートアップ6社がそれぞれのプロダクトや鳴門市での実証実験に関するアイデアを発表しました。市長や職員からの質問もあり、各スタートアップの事業スキームや実証案の詳細について話し合う時間が設けられました。参加者からは、「新たな事業のヒントを得た」「起業家と直接話す機会があって良かった」といった声が寄せられ、スタートアップとの交流がもたらした新しい視点に感謝の意が示されました。

鳴門市の取り組み

鳴門市では、令和4年度から4年間を「子育て世帯定住促進施策の集中実施期間」と位置づけ、包括的な子育て支援が行われています。「なるとまるごと子育て応援パッケージ」や「なるとうずっ子学力向上パッケージ」の導入により、出会いから子育て、教育に至るまでの一貫したサポート体制を整えています。

また、令和5年度からは地域に根ざした教育を通じて、教育環境のさらなる向上を図る努力も続けられています。こうした取り組みが、鳴門市を県内で最も子育てがしやすい地域に変えていく力となっています。

今後の展望と参加者の声

イベント終了後、参加者からは「もっと深く議論したい」「質疑応答の時間がもっとほしい」といった意見も寄せられ、スタートアップのピッチが多くの人々を惹きつけていたことが伺えます。これから鳴門市では、スタートアップに実証実験のチャンスを与え、地域の子育て環境を一層向上させるための取り組みを進めていく方針です。

もし、鳴門市に興味があるスタートアップがいれば、市は新たな提案を広く受け付けており、さまざまな分野でのビジネス展開を期待しています。興味のある方はぜひお問い合わせを！

問い合わせ先:
鳴門市役所産業振興部商工政策課
TEL：088-684-1213
E-Mail：[email protected]