株式会社LeTechは、2024年10月から従業員の育児時短勤務制度を大幅に見直し、育児・介護休業法に基づく取得可能期間を従来の「3歳未満まで」から「小学校卒業まで」に引き上げることを決定しました。この変更は、従業員が育児と仕事を両立させるための支援策として注目されています。
具体的な制度変更
LeTechの育児介護休業制度の改正は、以下の3つの主要なポイントから成り立っています。
1.
育児短時間勤務
従業員が1日の所定労働時間を6時間まで短縮する制度の適用期限を、法定の「3歳未満まで」から「小学校卒業まで」に延長します。これにより、育児に専念しやすくなり、働きながらも子育てと向き合いやすい環境が整います。
2.
子の看護等休暇の延長
子どもが病気になった際に取得できる看護休暇も、1年間での取得限度日数を5日(2人以上の場合は10日)から、「小学校卒業まで」に延長します。これにより、子どもがより大きくなるまで父母が安心して看護に対応できることが期待されています。
3.
時間外労働の制限
育児や介護のために時間外労働を制限する期間が、法定の「小学校就学前まで」から「小学校卒業まで」に変更されます。これにより、育児に専念する時間が確保されると同時に、従業員の健康管理にもつながります。
背景と必要性
現代の育児環境では、「小1の壁」や「小4の壁」といった言葉が生まれるように、小学校入学に伴う生活の変化が親子の両立を難しくしています。このような状況をうけて、厚生労働省による調査では、育児に関する支援が十分でない企業が多数存在することが指摘されています。実に全体の70.6%の企業が十分な育児時短制度を持っていない状況にあります。
LeTechは、このような問題意識を持った上で、育児と仕事の両立を支援するための施策を強化しています。これにより、従業員が「働きやすさ」を感じられる環境を整え、安心してキャリアを追求できるよう努めています。
理念とこれから
株式会社LeTechの企業理念には「モノ・コト・トキをデザインし、コミュニティを幸せでみたす」が掲げられています。この理念は、商品やサービスを通じて幸せを提供するだけでなく、従業員にも恵まれた働き方を追求することを意味しています。今後もLeTechは、出産や育児などのライフイベントに配慮し、従業員が自らの人生を切り開くための多様な働き方を推進していきます。
会社情報
株式会社LeTechは、2000年に設立され、大阪府大阪市北区を本社とし、不動産ソリューション及び賃貸業務を中心に展開しています。代表取締役社長の宮地直紀氏の下、従業員の声に耳を傾け、働きやすい職場作りに尽力しています。
公式ウェブサイト:
LeTech公式サイト
報道関係者向けの問い合わせ先:
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電話: 06-6362-3355