物流業界の革新を目指すHacobuとマーキュリアインベストメントの出資
最近、株式会社マーキュリアホールディングスが自社の中核会社であるマーキュリアインベストメント(MIC)を通じて、株式会社Hacobuに出資したことが発表されました。物流業界において、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が求められる中、この出資は業界にとって大きな注目を集めています。
Hacobuのビジョン
Hacobuは「運ぶを最適化する」という明確なミッションを掲げ、特に注目されるのがクラウド物流ソリューション「MOVO」です。これにより、物流の効率化を図ることが期待されています。具体的には、5年連続で業界シェアNo.1を獲得しているトラック予約受付サービス「MOVO Berth」を中心に、動態管理サービスの「MOVO Fleet」や配車受発注・管理サービスの「MOVO Vista」などを展開しています。
さらに、Hacobuは物流DXコンサルティング事業も展開しており、積載率向上やトラック台数の最適化に向けた支援を行っています。また、物流DX人材の育成を目的とした教育プログラムも提供しており、業界全体のスキル向上にも寄与しています。
出資の狙い
今回の出資は、マーキュリアインベストメントの管理運営する投資事業有限責任組合(MSCF)を介して行われました。MSCFは、物流やサプライチェーンに関連するイノベーションを持つスタートアップ企業へ積極的に投資を行うことを目的としており、資金面だけでなく、事業面での成長支援も行っています。このような支援は、Hacobuのさらなる成長を促進させると考えられています。
Hacobuのシステムは大型の倉庫や工場におけるバース管理サービスで重要な役割を果たしており、多くの大手企業に導入されています。このことから、Hacobuが物流情報プラットフォーマーとしての地位を確立し、物流業界におけるDX推進の中核となることが期待されています。マーキュリアインベストメントは今後、Hacobuを支援し、その成長を後押しする方針です。
Hacobuとマーキュリアインベストメントの未来
Hacobuは今後、物流業界のDXにおいて欠かせない存在となると見ています。デジタル化が進む中で、Hacobuの革新的なサービスとビジネスモデルは、物流業界の課題解決に向けた強力なツールとなるでしょう。
出資を通じて、マーキュリアインベストメントとの連携を深め、様々な協力関係を築くことで、Hacobuはより一層の進化を遂げることでしょう。これにより、物流業界は新たな地平を迎えることが期待されます。
会社情報
Hacobu
- - 会社名: 株式会社Hacobu
- - 所在地: 東京都港区芝5-29-11 G-BASE田町 4階
- - 代表者: 代表取締役社長CEO 佐々木太郎
- - 事業内容: 物流向けアプリケーション開発・販売、コンサルティング
- - 公式サイト: hacobu.jp
マーキュリアインベストメント
- - 会社名: 株式会社マーキュリアインベストメント
- - 所在地: 東京都千代田区内幸町1丁目3番3号 内幸町ダイビル
- - 代表者: 代表取締役 豊島俊弘
- - 事業内容: 投資助言業、投資運用業、第二種金融商品取引業
- - 公式サイト: mercuria-ventures.com