印章文化の新たな形「STAMP MARCHÉ」開設！ユーザーのアイデアを形にするスタンプの魅力

伝統の印章店、未来を見据えた新サービス「STAMP MARCHÉ」

日本の印章文化は長い歴史を持ち、依然として多くのシーンで重要な役割を果たしています。しかし、ペーパーレス化や「脱ハンコ」の流れによって、この伝統産業は変革を求められています。そこで、創業90年を迎えた老舗印章店、三星堂が新たに展開を始めたのが「STAMP MARCHÉ」です。

ハンコの新たな価値を提案

「STAMP MARCHÉ」は、ハンコの可能性を広げるために立ち上げられた新しいサービスです。これまで自社のアイデアや商品だけでなく、ユーザーからのリクエストやアイデアを受け入れ、商品化していくことで、より個々のニーズに応えるものとなっています。

三星堂は、「心を込めて幸せを彫刻する」というコンセプトを掲げ、多くのハンコを提供してきましたが、時代の変化に適応し、新しい形でのコミュニケーションを実現したいと考えています。ハンコをもっと便利に、楽しく使えるアイテムとして展開することで、ユーザーに新しい価値を提案します。

スタンプマルシェとは？

「STAMP MARCHÉ」は、単なるスタンプショップではありません。ユーザーのアイデアから商品企画、製造、販売までを手掛ける市場のような存在を目指しています。オーダーメイドで作成されるスタンプは、文字や図柄、大きさなど、あらゆる要望に応えられる特性を持っています。

- SNSでのアイデア募集

InstagramやTwitterなどのSNSを通じてユーザーの声を集め、実際に商品化に繋げてきました。その結果、これまでに400以上のオリジナル商品をリリースし、50を超える商品がユーザーのサポートを受けて開発されています。月間1,000個以上の販売を記録し、幅広いニーズに応えるスタンプを展開しています。

- 主力商品

たとえば、保育園などで使用する「先生スタンプ」は、保育士のリアルなニーズから生まれた商品です。連絡事項をスムーズに記入できる機能的なデザインで、多くの現場で高い評価を得ています。手帳用のスタンプは、個々の使い方に合わせた選択肢を提供し、よりパーソナルな使い勝手を実現しています。

今後の展望

「スタンプマルシェ」では、オンラインショップを基盤に、さらなる展開を計画しています。海外雑貨店での取り扱いや、ポップアップストアの出店も予定されており、より多くの方にその魅力を伝えられるチャンスが訪れています。ユーザーの声を取り入れた新商品開発が進む中、スタンプマルシェは個々のクリエイティビティを引き出す場となることを目指しています。