三菱化工機、太陽石油より水素製造装置受注
三菱化工機株式会社(以下「当社」)は、太陽石油株式会社(以下「同社」)より、同社の沖縄事業所において持続可能な航空燃料(SAF)の生産設備に向けた水素製造装置のFEED業務を受注したことを発表しました。具体的には、プロジェクトの初期段階における基本設計業務であり、SAFの大規模生産を目指す重要なステップとなります。
本プロジェクトは、経済産業省の「脱炭素成長型経済構造移行推進対策費補助金」にも採択されており、最終的には2028年度末までに設備の完工を見込み、2029年度からは年20万KLのSAF及び次世代型バイオ燃料「リニューアブルディーゼル」の供給を目指します。
当社は1964年から水素製造装置の開発を手掛けており、60年以上の経験を活かしてエネルギー関連プラントの建設に取り組んできました。この水素製造装置の受注は、当社が2025年度から導入した「循環型社会推進」「クリーンエネルギー」領域を中心とした新たなGX事業への取り組みとも関連しています。
また、当社の目指す持続可能な社会の実現に向けて、長年にわたって培ったエンジニアリング技術を駆使していく方針です。
SDGsへの貢献
この取り組みを通じて、当社はSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を強化しています。 特に、以下の目標を意識しながら事業を推進していきます:
- - 目標7: エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- - 目標9: 産業と技術革新の基盤をつくろう
- - 目標13: 気候変動に具体的な対策を
- - 目標17: パートナーシップで目標を達成しよう
このように、三菱化工機は太陽石油との協業を通じて持続可能エネルギーの供給体制の一端を担い、よりクリーンな未来の実現に向けて邁進していきます。両社の取り組みがどのように進展していくのか、今後の展開に注目が集まります。