4世紀以上の歴史を持つメレリオの魅力と新作ジュエリー

「リエン＝絆」は、人と人、時代を超えて結ぶ目に見えないつながりの象徴です。この言葉を冠したメレリオのジュエリーは、4世紀以上にわたって受け継がれる職人技を駆使し、ひとつひとつがその意味を体現しています。

メレリオとその歴史

メレリオは1613年、北イタリアの小さな山村で誕生しました。その後、フランス宮廷との長い歴史を刻み、ジュエリー制作において卓越した技と感性を培ってきました。特に注目すべきは、若きジャン＝バティスト・メレリオがヴェルサイユ宮殿で初のジュエリーを披露したエピソード。これがきっかけで王室との関係が築かれていきます。

1780年には、マリー・アントワネットがこのメゾンのジュエリーに関わる運命的な出会いがありました。彼女が購入したカメオブレスレットは、歴史を背負ったメレリオの宝物として現在も大切にされています。1935年には、当時の注文書を元にこのブレスレットが再現され、メレリオのジュエリーには物語と特別な価値が加わります。

アーカイブと文化的価値

メレリオは、歴史的な記録をアーカイブとして丹念に保管しており、これらの記録は文化的にも価値のあるものです。17世紀の特別許可証や歴代の王族の顧客リスト、数千点に及ぶデザインが収められています。これらは現代デザインへのインスピレーション源となっており、過去と現在を結ぶ役目を果たしています。

リエンシリーズのご紹介

特に注目すべきは「リエン」シリーズです。「キャビネ・ド・キュリオジテ」コレクションの一部であり、豊かな歴史や自然、芸術をテーマにしたアイテムが揃っています。興味深いのは、このコレクションが16世紀から18世紀の「驚異の部屋」にインスパイアされている点です。

リエンシリーズには、パールや多彩な宝石を使用したネックレスとブレスレットがラインナップされています。例えば、リエンパールネックレスは淡水パールとK18イエローゴールドが使用され、美しいメレリオ・カットがアクセントとなっています。他にも、オパールやトルマリンを使ったリエンマルチストーンネックレスは、デザインの自由度も高く、チョーカーやロングネックレスとしての楽しみにも応えます。

新年のスタートに向けたおすすめ

新たな年を迎えるにあたり、メレリオの「リエン＝絆」を取り入れることで、自分自身を新たに表現できます。このジュエリーは、4世紀以上の歴史に根ざした洗練されたデザインと物語を持っており、あなたの一年を華やかに彩り、未来への可能性を開くサポートになります。新しい年の始まりに、ぜひメレリオの芸術的感性に触れてみてください。