ロエベ最新フリーマガジンの魅力が詰まった秋冬号
ロエベは1963年から定期的にフリーマガジンを発行しており、最新号である秋冬号は全国の店舗で配布されています。このマガジンは、昨年大きなリニューアルを経て、ブランドの多彩な活動を深く紹介するコンテンツで満載です。約150ページにわたるこの雑誌は、特に本誌のために制作されたユニークなコンテンツが中心となっています。
今号では、著名な司会者であり歴史家のスティーブン・ムーアが登場し、2024年秋冬コレクションに関連する啓蒙時代のデザインを解説しています。このコレクションでは、花模様の刺繍や木彫りの襟、燕尾のモーニングコート、さらには磁器製のアスパラガスやビーズで作られたブリュッセル・グリフォンの背景が取り上げられており、実に先進的な視点でのスタイリングを感じることができます。
特に注目すべきは、写真家エリン・スプリンガーに依頼したアートワークで、パリでのランウェイショーで使用されたアルバート・ヨークの絵画に触発された作品が掲載されている点です。これらの作品は、光沢紙に印刷され、それぞれ異なる封筒に収納されており、読者は自由に組み合わせて楽しむことができます。
さらに、マガジンの表紙は、ロエベの花柄刺繍を手描きで表現したデザインが施されています。このアナグラムは、箔押しで表現され、広げることでポスターとしても楽しめる特別な仕様です。特に、アートやファッションに興味がある方には、このデザインの美しさが魅力的です。
また、料理の特集として、シェフのノックス・マジョジによる新作コースメニューが紹介されています。これはホームセンツコレクションのワサビからインスパイアを受けたもので、料理ファンにとっても見逃せない内容です。加えて、エヴァン・ロス・カッツがメットガラのゲストであるグレタ・リーにインタビューした特集も収められています。
ロエベは、LOEWE FOUNDATION Craft Prizeのファイナリストたちや、ミラノサローネ国際家具見本市の展示に参加したアーティストたちのスタジオを訪れる企画も実施しています。新作のパズルウォレットを制作する過程を追ったドキュメンタリー的な内容もあり、アートやクラフトに対する深い理解を助けてくれます。
このロエベ マガジンの秋冬号、Issue 4は、全国のロエベ店舗で無料配布されていますが、部数には限りがあるため、早めの訪問をお勧めします。特定の店舗では配布を行っていないため、注意が必要です。(ロエベ 羽田 POPUPストア、三井アウトレットパーク木更津店、御殿場プレミアム・アウトレット店、神戸三田プレミアム・アウトレット店では配布していません)
ロエベの世界観を存分に味わうことができる最新号をお見逃しなく!