新たな内装材「ココモザイクタイル」の誕生
株式会社鹿田産業が2026年1月に発表した「ココモザイクタイル」は、廃棄されるココナッツの殻をアップサイクルして作られた内装材です。この製品は日本初となる防炎製品として認定されており、業界においても注目を集めています。福岡県八女郡に本社を置く同社は、創業110年の歴史を持ち、竹やラタンを活用した製品が多くの評価を得てきました。
ココナッツ殻のアップサイクル
鹿田産業は、インドネシアにおける長年の取引を通じて、大量に廃棄されるココナッツの殻に着目しました。これらの廃棄物を職人の手によって立体的で幾何学的なモザイクタイルに再生することで、サステナブルな素材としての新しい価値を創造しました。このココモザイクタイルは、天然素材のテクスチャと温かみを持ちながらも、防炎性能によって安全性も確保されています。
展示会の詳細
2月17日に東京ビッグサイトで開催された国際ホテルレストランショーでは、ココモザイクタイルが初めて披露されました。また、2026年3月18日から19日にかけて、九州エリアでの初展示会が「鹿田室礼ショールーム」にて行われます。このショールームは、建築家・隈研吾氏のデザインによるものです。
展示品の魅力
展示では、全8種類のデザインパターンを持つココモザイクタイルの造作例が紹介されます。さらに、同ショールームでは隈研吾氏デザインのラタン家具「KKシリーズ」や、竹やラタンを使用したさまざまな素材も展示される予定です。これらは全て、天然素材が持つ美しさと新たな可能性を引き出すことを目的としています。
特別企画「施工実演会」
また、展示会では特別企画として「未知の素材」を接着施工する実演会も行われます。プロの方々を対象にした実践的なこのセミナーでは、施工のノウハウが公開されます。参加者は予約が必要ですが、興味のある方はぜひこの機会に足を運んでみてください。
鹿田産業のコメント
株式会社鹿田産業の代表取締役、鹿田和正氏は、「創業110周年の節目に、隈研吾氏との深い絆から生まれたココモザイクタイルを紹介できることを嬉しく思います。天然素材の新たな可能性をぜひ体感していただければと思います」と述べています。
未来の展望
今後、鹿田産業はサーキュラーエコノミーの理念を基に、さらにサステナブルな建材の開発に注力していく考えです。天然素材の温かみと環境への配慮を両立させることにより、持続可能な未来の空間づくりへも貢献していきます。
展示会概要
- - 日時:2026年3月18日(水)~19日(木)
- - 時間:9:30~18:00
- - 会場:鹿田室礼ショールーム、福岡県八女郡広川町太田428
- - 参加方法:予約優先制
- - 無料駐車場:完備
- - 展示品目:ココモザイクタイル、竹すだれ生地、ラタン家具など