外国人労働者支援に向けたワークショップ開催
NPO法人Adovoは、学生たちによる新しい試みとして、JICAと共催で「日本で活躍する外国人労働者-共に日本社会を支えていくために出来ることとは?」というワークショップを開催します。このイベントは若い外国人労働者を支援し、彼らの声を社会に届けるための重要な機会となります。
Adovoとは?
Adovoは、東京都港区に本拠を置くNPO法人で、設立から3年が経過しました。全国150名の高校生や大学生が集まり、技能実習生を中心とした若い外国人をサポートする活動を行っています。現在、関東・山梨・愛知・兵庫・岡山の5地域に加え、ベトナム、インドネシア、カンボジア、ミャンマーの4ヵ国でも活動を展開中です。
この団体の特徴は、支援する側とされる側が同じ世代であるという点です。日本語教室や地域交流イベントなどでは、共通の視点で問題にアプローチし、本質的な理解を深める努力をしています。
ワークショップの狙い
近日開催されるワークショップでは、約240万人の外国人労働者が存在する日本の現状を見つめ、2030年には労働者の30分の1が外国人であるという未来を考察します。このワークショップでは、技能実習生が直面するリアルな悩みについてロールプレイを通じて体験し、Adovoが行った支援活動についても具体的に紹介される予定です。
また、ワークショップを通じて、外国人労働者と日本社会の関係性を考える機会が用意されており、参加者は異文化理解や労働環境についての意見を交わすことができます。
イベント詳細
- - 日時: 2024年12月7日(日)14:00~15:30
- - 会場: JICA市ヶ谷ビル 6階セミナールーム600
- - 定員: 先着40名
- - 対象: 高校生・大学生
- - 講師: 一般社団法人 JP-MIRAI 飯部つかさ氏, NPO法人Adovo 代表 松岡柊吾
- - 共催: 一般社団法人 JP-MIRAI, JICA地球ひろば
- - 協力: NPO法人Adovo
- - 申し込み方法: 申し込みフォームまたはEメール([email protected])にて
特記すべき内容として、応募時にはイベント名や氏名、連絡先などの必要事項を記入してください。
プログラム内容(予定)
1. アイスブレイク
2. 外国人労働者の事例紹介
3. ワークショップ:異文化理解と外国人労働者の労働環境
4. まとめ
このワークショップは、未来の社会を担う若者たちが集うことで、より良い日本社会の構築に向けた意見交換や学びの場となります。日本社会が抱える課題を共有し、参加者自身が考えることで、彼らの未来がどのように築かれるのか、一緒に考えるチャンスです。この機会を通じて、貴重な経験と学びを手に入れましょう。