株式会社スリーシェイクが「Reckoner Embedded」を発表
株式会社スリーシェイク(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉田 拓真)は、企業が自社で運営するSaaSにデータ連携機能を実装できる新たなプラン「Reckoner Embedded(レコナー・エンベデッド)」のサービス提供を開始したことを発表しました。このプランは、スリーシェイクが提供するクラウド型データ連携ツール「Reckoner(レコナー)」を利用し、SaaS提供企業が新たな開発なしで外部システムとのデータ連携を簡単に組込めることが特徴です。
SaaSの普及と連携機能の重要性
近年、業務効率化やデジタルトランスフォーメーション(DX)を目的に、多くの企業がSaaSを導入しています。2024年の調査によれば、従業員数1,000名以上の企業の74.1%がすでにSaaSを活用しており、特に「1~4個」および「5~10個」のSaaSを導入している企業が多いとされています。しかし、SaaSの数が増える中で異なるサービス間でデータが分散し、連携の問題が顕在化してきています。
このような状況から、企業にとってデータ連携機能の実装がますます求められるようになってきていますが、これを行うには時間やリソースが必要となり、優先度が低くなりがちなことが課題です。スリーシェイクは、そのようなニーズに応えるべく、「Reckoner Embedded」の提供を開始しました。
「Reckoner Embedded」の特長
「Reckoner Embedded」はOEM形式で、スリーシェイクが提供する100以上の連携コネクタやデータ加工機能を活用し、企業の自社サービスにおいて外部システムとのデータ連携を簡単に構築できるものとなっています。以下にその主な特長を紹介します。
1. ノーコードでの構築が可能
エンジニアでない担当者でも簡単に使用できる直感的なユーザーインターフェース(UI)を採用し、ノーコード設計を実現しています。これにより、開発部門に負担をかけることなく、現場の担当者が主導で連携機能を構築できます。
2. 高い拡張性と柔軟性
SaaSとのデータ連携はAPIだけでなく、CSVやデータベースなど多様な形式に対応しており、現場のニーズに応じた柔軟な設計が可能です。
3. 設定作業の効率化
よく利用される連携パターンをあらかじめテンプレート化することで、設定作業の負担を軽減し、迅速な導入を実現します。
4. 低コストでの導入
「Reckoner Embedded」はフルクラウド型であり、インフラの準備や保守が不要です。月額制で提供されるため、スモールスタートが可能です。
企業がデータ連携のニーズに応えるためには、「Reckoner Embedded」が適した解決策となるでしょう。
「Reckoner」の概要
「Reckoner」は、クラウド型のデータ連携サービスとして、多種多様なSaaSと連携し、企業がデータを簡単に集約・加工・活用できるように設計されています。マウス操作で簡単にデータ連携を実現できるため、現場主導でのデータ活用を促進します。
結論
「Reckoner Embedded」は、企業が自社サービスにデータ連携機能を容易に組み込む手段を提供することで、業務の効率化やDX推進を後押しする重要なサービスです。スリーシェイクは、引き続き企業のデータ活用を支援することで、業務プロセスを最適化し、全面的なデジタル化の実現を目指しています。