佐々木朗希の恩師が語る、MLB移籍後の夢と未来の展望
最近、千葉ロッテマリーンズからメジャーリーグベースボール(MLB)のロサンゼルス・ドジャースに移籍した佐々木朗希選手。彼の恩師であり、元ロッテ監督の井口資仁さんが、佐々木選手の素顔や今後の展望について語る姿が注目を集めています。2023年1月26日に放送された『ABEMAスポーツタイム』では、井口さんが佐々木選手の移籍についての率直な感想や彼の成長を期待する姿を明らかにしました。
佐々木朗希の素顔とは?
井口さんは、佐々木選手がプロ入り当初から「サイヤング賞を目指す」と設定していたことを振り返ります。これは、日本の野球界には存在しない目標ですが、彼にとっては「世界一の投手になる」という揺るぎない信念の表れでしょう。井口さんは、普段から佐々木選手の研究熱心さやトレーニングへの真摯な姿勢を称賛し、彼を教え子として誇りに思うと語りました。実際には叱ることは一度もなく、常に“お手本”として扱っていたとのことです。
MLBでの佐々木の活躍を大胆予想!
井口さんは、佐々木選手がロサンゼルス・ドジャースの選手として、どのような役割を果たすのかについて大胆な予測をしています。大谷翔平選手と共にローテーションを組む可能性や、3〜4年後にはサイヤング賞を争う立場にいることを期待しているというのです。さらに、井口さんは、「大谷選手がしばらく投手として復帰しないため、佐々木がローテーションの一部を担うことができることを願っています。」と述べました。
佐々木選手の成長過程と課題
ただし、プロ5年間で規定投球回に到達していないことは、井口さんにとっても懸念材料の一つです。「ロッテに入団してから育成計画があったので計画通りではありますが、もう少し投げて欲しかった」という本音も明かしました。特に、夏場にはマメを作りやすい体質があるため、MLBの環境でどう対応できるかが重要です。
語学力とコミュニケーション
番組では、サッカー選手と比較して野球選手の語学力に関する話題も取り上げられました。井口さんは、自身がMLB選手の頃、メンタル的にプレッシャーがかかる場面でも自分の意見をしっかり言える選手だと評価しましたが、語学力については「通訳に頼ることが多い」と苦言を呈しました。これに対し、槙野智章さんはサッカー選手の方が語学学習に取り組む姿勢が強いと指摘しました。
未来への期待
井口さんは「3〜4年後には、佐々木ソフトボール選手たちが競い合う立場になると思う」と展望を示しています。彼が目設定した「サイヤング賞」は、明確な目標であり、達成できる可能性が60%はあると語りました。将来への期待が高まる中、佐々木選手がMLBでどれだけの存在感を示すのか、今後が楽しみです。
『ABEMAスポーツタイム』概要
放送日:1月26日(日)夜10時~10時30分
URL:
ABEMAスポーツタイム
出演者:
- - メインコメンテーター:槙野智章
- - コメンテーター:井口資仁、山本萩子
- - 進行:西澤由夏
この情報をもとに、ぜひ佐々木選手の今後の活躍を見守りましょう。