高中正義の初ワールドツアーが話題に
シティポップシーンの重鎮である高中正義が、初めてのワールドツアーを11月21日より発表した。その内容は、世界各地での5公演が即日完売となり、海外のファンからの関心が高まっていることを示している。特に、ロンドン公演では会場がO2 Shepherd’s Bush Empireから約5,000名収容可能なO2 Academy Brixtonにアップグレードされた。
このツアーは、Live Nationによる新たな試みである<CITY POP WAVES>シリーズの一環であり、これまでの公演では約28,000人を動員する予定だ。特筆すべきは、ニューヨーク公演のチケットが販売サイトTicketmasterでアクセスが12万件を超えたことで、この数字は日本人アーティストとしては異例であり、高中の魅力が海外でも受け入れられている証拠となった。
サーフボードギターのお披露目
今回のツアーでは、高中正義の代名詞となる「サーフボードギター」が世界に向けて初めて披露される。この特注ギターは実際のサーフボードを元に作られており、その音色や魅力はファンからも高く評価されること間違いなしだ。シティポップの特有のサウンドとともに、このアートのような楽器も盛大にフィーチャーされる予定だ。
WORLD TOURの概要
追加公演は各都市の現地時間で2026年11月21日午前10時から一般発売が開始される。公演スケジュールは以下の通り:
- - ロンドン: 2026年4月1日(水) O2 Academy Brixton
- - ニューヨーク: 2026年4月5日(日) Brooklyn Paramount
- - ロサンゼルス: 2026年4月13日(月) Hollywood Palladium
既に発表済みの公演日も次のように全てソールドアウトになっている:
- - ロンドン: 2026年3月31日(火) O2 Academy Brixton
- - ニューヨーク: 2026年4月4日(土) Brooklyn Paramount
- - シカゴ: 2026年4月7日(火) Byline Bank Aragon Ballroom
- - サンフランシスコ: 2026年4月9日(木) The Masonic
- - ロサンゼルス: 2026年4月12日(日) Hollywood Palladium
シティポップの再評価
近年、シティポップはその懐かしさと普遍的な魅力を持ち続けており、若い世代のファンの間で再評価が進んでいる。Live Nationはこの<CITY POP WAVES>を通じて、日本音楽のレガシーを次世代のリスナーに伝えていく試みを行っている。また、大貫妙子による初の海外公演や杏里の米国ツアーも発表され、シティポップのさらなる広がりが期待されている。
ツアーを通じて、音楽の魅力を多くの人に響かせる高中正義。このワールドツアーが成功に終わることを願いたい。