クロスマートの動向
2019-09-24 08:00:11
飲食業界を革新する「クロスマート」の資金調達と今後の展望について
飲食業界を革新する「クロスマート」
資金調達の背景
飲食業界における新たな価値を創出すべく、「クロスマート」はプラットフォームを立ち上げ、飲食店と卸売業者を短い距離で結ぶことに取り組んでいます。最近、クロスマートは1.2億円の資金調達を実施。その目的は、営業及びプロダクト開発体制の強化であり、新しいサービスを積極的に展開することです。
このプラットフォームは、飲食店が業務用食材をより効率的に調達できる仕組みを構築しています。具体的には、毎月の納品伝票をクロスマートに登録し、卸売業者から一括して見積もりを受け取ることで、仕入れコストを抑えることが可能です。
クロスマートのサービス内容
「クロスマート」は、2019年のサービス開始以来、飲食店250店舗、卸売業者50社が活用し、平均5%の仕入れコスト削減を実現しています。この仕組みは、飲食店の経営をサポートするだけでなく、卸売業者に対しても営業の効率性を向上させる効果があります。
特に、飲食店側では、従来の仕入れ先から購入することが一般的でしたが、クロスマートを利用することで、より多様な選択肢からの調達が可能になりました。これにより、飲食店はコストを削減しながらも、高い品質の食材を確保することができるのです。
投資家の期待
この資金調達に関連して、さまざまな投資家がクロスマートに対してコメントを寄せています。ベンチャーユナイテッドの代表取締役である金子陽三氏は、飲食店経営の厳しさを指摘しつつ、適切な食材を手に入れる重要性を強調しました。また、株式会社セゾン・ベンチャーズの三浦義昭氏も法人間取引の効率化に向けた取り組みを支持しています。
XTech Venturesの手嶋浩己氏は、クロスマートが食材流通に革新をもたらす存在であることを期待すると述べています。これらの意見は、クロスマートの成長に対する期待感を裏付けるものとなっています。
代表取締役の抱負
クロスマート株式会社の寺田佳史代表は、個店の飲食店が直面する仕入れ価格の適正性について問題提起をしています。飲食店の食材原価率が約30%であることから、仕入れコストを削減することが、収益性を高めるための重要なポイントであると強調しました。「クロスマート」は飲食店及び卸売業者の課題に応え、この業界の発展を促進するプラットフォームを目指しています。
今後の展望
今後、クロスマートは人材の採用を進め、より多くの飲食店と卸売業者に利用してもらえるようなサービスを展開していく予定です。飲食業界全体が抱える課題を解決することで、業界の発展にも寄与することを目指しています。そのために、チーム一丸となり、事業の成長を加速させていくことが強く求められます。
会社情報
クロスマート株式会社の一般的な情報として、代表は寺田佳史氏で、東京都中央区八重洲に本社を構えています。今後のさらなる発展が期待されるこの会社に注目が集まっています。
お問い合わせ
クロスマートに関する詳細な情報は、公式ウェブサイトや直接の問い合わせから得られます。食のマーケットプレイスの新たな挑戦にご期待ください。
会社情報
- 会社名
-
クロスマート株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋1丁目2−19 日本橋ファーストビル9階
- 電話番号
-
03-4500-8221