天然美形宇宙人とお人好し委員長の心温まる恋物語

鱗星くんは宇宙人 1の魅力に迫る

2025年8月27日（水）、株式会社KADOKAWAから待望のBL作品『鱗星くんは宇宙人 1』が発売されます。この作品は、天然美形の宇宙人と、お人好しな高校の委員長のほんわかした恋物語です。漫画は和田すばやく、原作はサブローによるもので、ジーンピクシブで連載中の人気作品がついに単行本として登場します。

物語のあらすじ

物語は高校2年生の土家千景（つちやちかげ）のクラスに、神秘的な美しさを持つ少年、鱗星青（うろこぼしあお）が転校するところから始まります。一見普通の少年に見える彼ですが、実は彼は本物の宇宙人。その美しさだけでなく、まばたきのたびに星屑を散らしたり、電化製品を故障させたり、さらには居眠りすると身体が浮いてしまうという驚くべき能力を持っています。

千景は、そんな鱗星くんに懐かれ、毎日彼からまっすぐなアプローチを受けることになります。宇宙人との接触という非日常的な設定がありながら、物語はささやかな日常の中で育まれる心の距離を描いています。特に、お人好しな千景が鱗星に振り回される様子や、その無邪気な恋心が次第に深まっていく様は読者の心をつかむことでしょう。

登場人物

- 鱗星青（うろこぼしあお）: 転校生であり、本物の宇宙人。地学部に所属しており、その天然な性格と美貌で千景に強くアプローチします。
- 土家千景（つちやちかげ）: 鱗星のクラスの委員長であり、倹約家でお人好し。彼の素直な性格が物語を一層引き立てています。

特典情報

本書には特典も用意されています。アニメイトでは複製ミニ色紙、また、トラの穴では描き下ろしイラストカードが付くほか、メロンブックスやフロマージュブックスでも特別な描き下ろしカードが手に入ります。これらは数量限定のため、お早めにどうぞ。

書誌情報と著者プロフィール

本作の書名は『鱗星くんは宇宙人 1』。漫画には新人の和田すばやくが、原作にはサブローが名を連ねています。和田すばやくの作品はこれが商業初出版となり、その画力の高さと物語の魅力が期待されます。一方、サブローは小説や漫画原作の分野で幅広く活躍し、他作品でもファンを魅了しています。

この1巻には、巻末に著者書き下ろしの小説も収録されており、内容は充実しています。コミックスはB6判、180ページ、定価は770円で、ISBNは978-4-04-684858-1です。