宇都宮ブレックス、新アリーナ建設支援のふるさと納税を募集開始

宇都宮ブレックスが新アリーナ建設に向けた支援を呼びかけ

株式会社栃木ブレックスが地域に新たなスポーツの拠点を築く意欲を胸に、新アリーナ基本構想の策定を本格化させています。この度、宇都宮市との連携の下、ふるさと納税を活用した寄附募集を行うことを発表しました。寄附募集は2025年12月5日から2026年3月31日までの期間、宇都宮市内外の方々を対象に実施されます。この新アリーナ建設に対する皆様の支援が、地域の未来を明るくする力となることを願っています。

新アリーナ計画の背景

宇都宮ブレックスは、現アリーナの改修後も「新アリーナ建設を実現する」という強い意志を持って活動しています。しかし、近年の建築費高騰が新アリーナ計画に大きな影響を与えています。全国的に大型開発の延期や中止が増える中、私たちもその影響を受け、計画に必要な資金が想定を大きく上回っています。

新アリーナの建設に向けては、これまで約1年以上にわたり、専門家との協議や参画交渉を進めてきました。そして、確実に進めるためには、事前に技術的・事業的な検証を多角的に行うことが求められています。これらの作業には多大な費用が必要で、チームの経営を圧迫しています。

ふるさと納税の募集目的

今回のふるさと納税の募集は、確定した建設費ではなく、その前段階である「計画の実行可能性を高めるための検討費用」に充当されます。ブレックスはこの支援を通じて、地域の皆様とともに新しい未来を築いていこうと考えています。具体的なビジョンとしては、「スポーツ観戦なら宇都宮」と評価される体験の質を追求するとともに、多くの人々が集う場を提供することが目指されています。

寄附の具体的な活用方法

寄附は新アリーナの設計施工や事業採算性の分析に必要な検証を進める資金として活用されます。建設を確実に進めるために、宇都宮市の支援を受けながら多くの人々の協力を必要としています。また、寄附者に対しては、新アリーナが完成した際に芳名板への掲載特典があります。これにより、寄附者はアリーナに名前を刻むことが可能となります。