ムソー工業が挑む新たなものづくりの形
製造業の未来とアートが交差する地点、それが2025年6月15日に東京都大田区で開催される「KEIHIN Flower-Art Walk Fes(京浜フラワーアートウォークフェス)」です。このイベントは、ムソー工業株式会社が中核メンバーとして参加し、地域の自然やアートを通じて、次世代のものづくりの魅力を広めることを目的としています。
製造業のイメージ刷新
現在、製造業はスマートファクトリーの導入で変革の波に沈みつつありますが、その一方で「油と機械の世界」という古いイメージが若い世代の入職を阻んでいるのも事実です。特に、製造業が抱える「3K(きつい、汚い、危険)」というネガティブなイメージは、そのイメージギャップから多くの若者を遠ざけています。
そこで、ムソー工業は「ものづくり×アート×花」という新たな領域に挑戦しています。このイベントを通じて、製造業が持つ本来の楽しさや魅力を対面で体験してもらい、若者たちの興味を喚起しようとしているのです。
京浜島の魅力
京浜島は、羽田空港に隣接しつつも、豊かな自然が息づく地域です。野鳥公園や海辺の湿地など、自然と共存する環境はこの地域の大きな魅力の一つです。そして、世界第2位の花卉卸拠点である大田市場とのシナジーを活かすことで、アートと自然、さらには製造業を一体化した新しい体験が生まれています。
ムソー工業について
ムソー工業株式会社は1950年に創業し、「“ゼロイチ”を支える町工場」として、精密加工やワンオフの器具・装置製作を行っています。最近では、アーティストやデザイナーとの協業を進めることで、ものづくりの魅力を次世代へ伝える役割も果たしています。
提案する参加者の未来
本フェスにて、企業、学生、一般の参加者が集まります。参加者は島の現場を歩きながら「どんなお庭作りができるか?」を探索し、チームでアイデアを出し合い企画をまとめて発表します。このプロセスで得た知識やチームワークは、7月以降に続く制作プロジェクトに直接活かされる仕組みになっています。
参加詳細
- - 開催日:2025年6月15日(日)
- - 会場:dodo京浜島アトリエ(大田区京浜島2-13-11)
- - 対象:京浜島の企業関係者、学生(高校生・専門学生・大学生)、一般(地域づくりやアートに関心のある方)
- - 参加費:一般5,000円(税込)、学生3,000円(税込)
- - 申し込み締切:2025年5月24日(土)
- - 申し込み方法:こちらから
終わりに
ムソー工業は、「工業と自然が調和する未来」を具現化し、このイベントを通じ、一緒に挑戦する仲間との出会いを歓迎しています。ぜひ参加して、未来のものづくりを体験してください。