小原かごの旅
2025-10-08 12:31:36

矢道から探る「小原かご」の魅力と未来を見据えた旅

矢道から探る「小原かご」の魅力と未来を見据えた旅



滋賀県長浜市余呉町は、美しい自然に囲まれた地域であり、大部分は森林に覆われています。この街にかつて存在した「小原村」は、長い歴史を持つ伝統的な民具「小原かご」の故郷です。小原かごは、厳しい雪国の生活の中で育まれたイタヤカエデの若木を用いて丁寧に編まれたものです。その丈夫さとしなやかさ、自然の柔らかな色合いが人々の生活に寄り添い、心を豊かにしてきました。

しかし、時代の流れとともに、小原かごの技術は徐々に失われつつあります。その原因となっているのは後継者不足であり、現在、ただ一人の作り手がこの貴重な技術を残すために奮闘しています。そこで、荒井恵梨子さんが登場しました。彼女は、唯一の作り手に弟子入りし、小原かごづくりの技術を継承することに情熱を注いでいます。

持続可能な森づくりへの挑戦



荒井さんの願いは、ただ技術を受け継ぐだけではありません。彼女は、イタヤカエデの種子を採取し、苗木を育て、再び森に植えることで、持続可能な制作環境を整えたいと考えています。彼女の活動は、かごづくりだけでなく、その背後にある「森との共生」を強調しています。この取り組みは地域資源の活用を促進し、次の世代に受け継がれる持続可能な未来に向けた重要なステップです。

エコツアーの概要



2025年11月15日から16日にかけて行われる特別なエコツアーでは、参加者たちが直接荒井さんの手仕事を見学し、実際に小原かごの製作に挑戦できます。また、契約農家の観点から、イタヤカエデの森を散策し、森と人との関わりについて学ぶことができます。ツアーの内容には、荒井さんによる製作実演とミニかご作りの体験、さらには小原村の跡地や菅山寺の森を歩き、地域の歴史を感じるプログラムも含まれています。

ツアーの詳細



  • - 開催日: 2025年11月15日(土)〜16日(日) 1泊2日
  • - 集合地点: ウッディパル余呉 森林文化交流センター(11月15日13:00)
電車での参加者は12:30にJR余呉駅集合、行き帰りの送迎あり。
  • - 定員: 20名
  • - 参加費: 16,500円(宿泊・食事付き)
  • - 主なプログラム:
1. 小原かご製作実演・体験
2. イタヤカエデの森の観察散策
3. 小原村跡地の散策
4. 菅山寺の森散策
5. 植林活動や地域への思いの共有

このツアーに参加することで、持続可能な森づくりや地域資源についての理解を深めることができ、また荒井恵梨子さんの思いに触れることで、心に残る特別な体験が得られるでしょう。

参加希望の方は、ウッディパル余呉の公式サイトまたはお問い合わせ先からお申し込みください。地元の歴史と自然を深く感じながら、心と体をリフレッシュさせるこの機会をぜひお見逃しなく!


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会社情報

会社名
株式会社ロハス長浜
住所
滋賀県長浜市余呉町中之郷260
電話番号

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