イーネットワークシステムズ、東京都再生可能エネルギー事業に登録される

企業イーネットワークシステムズが新規事業に登録

株式会社イーネットワークシステムズ（以下、イーネットワーク）は、東京都が推進する「賃貸住宅の断熱・再エネ集中促進事業」において、第一号の登録事業者となったことを発表しました。この事業は、東京都が2030年に向けて目指す再生可能エネルギーの普及促進を目的としており、イーネットワークはその重要な一翼を担うことになりました。

再エネ集中促進事業の概要

本事業は、賃貸住宅のオーナーに対して、太陽光発電を利用した電力供給の仕組みを提供するものです。イーネットワークのサービスでは、賃貸住宅の屋根に太陽光発電システムを設置し、日中にはその電力を利用します。そして夜間などの発電が行われない時間には、当社が提供する電力を一括で購入し、アパート全体で使用する仕組みを整えています。

これは、オーナーにとっては電力コストの削減や環境への配慮が求められる今日の状況において大きなメリットをもたらします。また、入居者に対してもより高い価値を提供することが可能になります。

助成金利用で投資負担を軽減

イーネットワークがこの事業の登録事業者となったことで、アパートのオーナーは15万円/kWの助成金を活用することができます。たとえば、20kWの太陽光発電設備を設置した場合、総設置費用は約452万円となりますが、助成金を受け取ることで実質的な負担は152万円にまで軽減されます。このように、助成金を活用することで、オーナーは投資をよりスムーズに進めることができます。

持続可能な未来への貢献

イーネットワークは、本事業によって東京都の再生可能エネルギーの普及促進にも寄与することが期待されています。再エネの導入が進むことで、オーナーの経営利回りの向上にも繋がります。

同社は2015年に設立され、電力や都市ガスの小売のOEMプラットフォームを運営しています。親会社である三ッ輪産業は、85年以上の歴史を持つ老舗企業で、全国に広がる顧客基盤を有しています。ですから、この事業を通じて社会課題の解決にも貢献し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを一層強化していく方針です。

今後もイーネットワークシステムズは、再生可能エネルギーの普及促進に全力を尽くし、経済性と環境性の両立を目指してサービスの開発と提供を続けていくことでしょう。さらに詳細な情報は、同社の公式ウェブサイトを通じて問い合わせが可能です。