カフェタナカ、2025年万博に出展決定
名古屋で人気のカフェ&パティスリー「カフェタナカ」が、2025年大阪・関西万博に、アフリカのサントメ・プリンシペ民主共和国と共同で出展します。この出展は、双方の文化や魅力を多くの人々に知ってもらうことを目的としています。
共同出展の背景
カフェタナカは、2019年から「サントメプロジェクト」という取り組みを行ってきました。このプロジェクトはサントメ島におけるカカオ農園の再生を目指し、特にその地域で働く女性たちの自立を促進するものです。今回、サントメの政府代表から共同出展の提案があり、この貴重な機会を得ることができました。このつながりを通じて、サントメの美味しいチョコレートを広めるきっかけにしたいと考えています。
出展の詳細
出展期間は、2025年の4月13日から10月13日までの約6ヶ月間です。場所は「セービングゾーン」の海外パビリオン・コモンズ-D館で、運営時間は毎日午前9時から午後9時までとなっています。カフェタナカは「サントメプロジェクト」の活動を紹介し、大阪限定クッキー缶や現地の女性たちと一緒に作ったスイーツの販売も予定しています。具体的な詳細は、今後の発表を楽しみにしてください。

サントメプロジェクトについて
このプロジェクトは、サントメ島でかつて栄華を誇ったカカオ農業の復興を図っています。ポルトガル時代にブラジルから持ち込まれたカカオが最初に栽培された島として、サントメは当時「カカオ島」とも呼ばれるほどの生産地でした。しかし、独立以降、多くの農園が放棄される事態に陥りました。カフェタナカは2019年には自社でも農園を開設し、「希望の有機カカオ農園」と名付けて運営を開始しました。ここでは、原種に近い高品質カカオを育成し、その保存と農業復興に努めています。
さらに、サントメでは多くの女性たちが働きながらも、経済的な地位が低い現状があります。カフェタナカは、彼女たちの自立を支援するため、パティシエとしてのスキルを活かし、お菓子作りを通じた支援活動を行っています。この活動を通じて、女性たちは自分たちで未来を切り開く力を身につけ、経済的に自立することを目指しています。
カフェタナカの紹介
1963年に創業したカフェタナカは、直焙煎の珈琲と、心温まるスイーツが自慢のカフェです。創業者の思いを大切にしながら、時代に合わせた進化を遂げ、100年愛される店づくりを目指しています。カフェパティスリーとオンラインショップの両方で幅広く商品を提供しており、全国のお客様に愛されています。
詳細は公式サイトやオンラインショップで確認できます。サントメの魅力と共に、カフェタナカの美味しさもぜひお楽しみください!
公式サイト:
カフェタナカ
オンラインショップ:
カフェタナカオンラインブティック