ウポポイが新シーズン「サㇰパ」を開始、アイヌ文化に触れる特別プログラム展開

ウポポイ新シーズン「サㇰパ」のご案内

北海道白老町に位置する民族共生象徴空間ウポポイでは、2025年4月1日より新たなシーズン「サㇰパ」を開始します。これは、アイヌ語で「夏の年」を意味し、従来の「グリーンシーズン」をアイヌ文化に合わせた形で表現したものです。「サㇰパ」では、アイヌ文化を学べるさまざまな実体験を通じて、訪れる人々に特別な時間を提供します。

「サㇰパ」とは？

「サㇰパ」という名称は、ウポポイのスタッフがアイヌ語に込めた思いで命名されました。新シーズンでは、自然豊かな環境の中での様々なプログラムが展開され、家族や友人とのお出かけ先にぴったりです。アイヌ文化に直に触れる貴重な機会を、ぜひお楽しみください。

営業時間とプログラム内容

「サㇰパ」では、営業時間が変更になり、閉園時間は18:00まで延長されます。また、特定の期間には20:00まで営業しています。すべてのプログラムは午後のゆったりとした時間を楽しめるように組まれています。

営業時間の詳細

- 2025年4月1日～2025年7月18日：09:00～18:00（4月26日～5月6日は09:00～20:00）
- 2025年7月19日～2025年8月31日：09:00～20:00
- 2025年9月1日～2025年10月31日：09:00～18:00（特定日には09:00～20:00）

入園時間は閉園の1時間前まで、博物館への入館は30分前までとなっており、安心して訪れることができます。

プログラムの特徴

ウポポイでは、以下のような魅力的なプログラムが用意されています。

- 屋外プログラム：丸木舟の操船実演や、伝統的な歌と踊りを楽しむ「ウパㇱクマ」が開催されます。各回異なるテーマがあり、アイヌのコタンでの暮らしを紹介します。

- ムックリの演奏体験：自分のムックリを持参すれば、演奏体験が無料に。基礎から学べる講座が毎日行われており、初心者でも安心して楽しめます。

- 国立アイヌ民族博物館のイベント：週末には、展示解説や体験型のホリデーイベントが開催され、アイヌ文化を深く学ぶことができます。就学旅行や家族での訪問にもぴったりです。

2025年の特別イベントとアクセス

「サㇰパ」シーズン中には、春の連休イベントから夏休み、秋の連休まで特別なプログラムが盛りだくさん。ぜひ年間を通じて、多彩なイベントにご参加ください。また、ウポポイへのアクセスは非常に便利で、JR白老駅から徒歩約10分、新千歳空港からもアクセス良好です。大自然に囲まれたウポポイで、アイヌ文化に触れ、新しい体験をしてみてはいかがでしょうか。

この夏、新たに生まれ変わるウポポイで、心温まるアイヌ文化を体感してみてください。