GENDAが外貨両替機事業を取得しインバウンド旅行者に対応強化

株式会社GENDA（本社：東京都港区、代表取締役会長：片岡尚、代表取締役社長：申真衣）は、外貨両替機の運営を行う株式会社アクトプロ（本社：東京都港区、代表取締役：新谷学）より、発行済み株式の一部を取得し、簡易株式交換を通じてアクトプロの全株式を取得することが決定しました。この取引完了後、アクトプロは外貨両替機事業以外の事業を新しく設立される会社へ分割する計画です。

近年、インバウンド旅行業界が大きく成長しており、2024年の訪日外国人旅行者数は約3,338万人と過去最高を記録しています。日本政府は2030年までに訪日外国人旅行者数を6000万人に増加させる目標を掲げており、その実現には観光立国を推進する戦略が重要です。アクトプロは外貨両替機のパイオニアとして、国内各地に約650台の「SMART EXCHANGE」を設置しており、十か国語と12地域の通貨に対応しています。これにより、駅や空港、ホテル、店舗などで旅行者の現金ニーズに応えるサービスを提供しています。

「SMART EXCHANGE」は、旅行者が多く集まるスポットに設置されており、即時の現金の必要性に対応するだけでなく、設置された場所への客の誘導にも役立っています。GENDAグループが展開するアミューズメント施設でも、インバウンド旅行者が多く訪れる「GiGO大阪道頓堀本店」「GiGO秋葉原3号館」、さらには「GiGO渋谷宮益坂」、「GiGO福岡天神」などに外貨両替機が設置されています。

また、GENDAが現在運営しているミニロケ事業とアクトプロの外貨両替機事業はビジネスモデルが類似しており、両社間でのノウハウの共有を通じて、双方の利益拡大が期待されています。GENDAは"世界中の人々の人生をより楽しく"というAspirationを持ち、多様なエンターテイメント体験を提供することを目指しています。

アクトプロの詳細な情報は以下の通りです。設立は2010年、代表者は新谷学、所在地は東京都港区東新橋一丁目1番19号です。GENDAの会社概要も併せて確認すると、2018年設立の同社はお客様に楽しい時間を提供するために幅広いエンターテイメント事業を展開しています。日本国内外で約800店舗のアミューズメント施設や、無人ゲームコーナーのミニロケを約11,000箇所運営しており、グローバル展開を推進しています。

今後、GENDAとアクトプロの連携によって、さらなるサービス向上と訪日外国人旅行者への利便性が期待されております。観光産業の成長に寄与する新たな取り組みがどう展開されていくのか、注目が集まります。