未来社会に向けた価値づくりに挑む大会
2021年、特に注目を集める「第53回中部バリュー・エンジニアリング大会」がオンラインで開催されます。この大会は、バリュー・エンジニアリング(VE)を広めることを目的としており、1967年の初回以来、55年以上の歴史を持つ重要なイベントです。
バリュー・エンジニアリングとは?
バリュー・エンジニアリング(VE)は、機能を保ちながらコストを削減する手法であり、価値向上のための組織的なアプローチです。具体的には、コストがそのままで機能を向上させる、または機能が変わらないままコストを削減することで、価値を高めることができます。
開催概要
本大会は2021年11月18日から30日まで、専用のオンラインプラットフォームでオンデマンド配信されます。幅広いビジネスパーソンが参加できる内容となっており、参加費は会員企業14,300円(税込)・ non会員企業19,800円(税込)です。興味がある方は、中部産業連盟のウェブサイトからお申し込みいただけます。
プログラムの内容
大会では、基調講演や特別講演が行われるほか、中部VE研究会の活動報告も予定されています。具体的には、最新のVE手法に基づく成功事例が紹介され、価値向上を実際に体験した企業の取り組みが紹介されます。
主な講演と事例紹介
- - 東京ガスによる、大口径ガス管の取替工事におけるVE適用による工期短縮の取り組み
- - 島津製作所が行った、金属板材のプレス加工性評価に関する研究
- - コーマ株式会社の高機能・高付加価値靴下の開発挑戦
- - 株式会社技術経営フロンティアの小林達哉氏が行うVEの基本的な考え方と実施手順に関する講演
これらの講演に参加することで、価値向上の手法や実際の事例を学び、自社のビジネスに活かすヒントを得ることができるでしょう。
中部VE研究会の役割
中部産業連盟が事務局を務める中部VE研究会では、大手企業8社が幹事を務めており、VEの有効な活用法や最新の動向を普及し、自社で活用できる人材を育成しています。
お問い合わせ
大会の詳細や不明点については、中部産業連盟のウェブサイトにて確認できます。企業価値をさらに高めるための第一歩として、本大会への参加をお勧めします。
団体概要
- - 会社名: 一般社団法人中部産業連盟
- - 所在地: 愛知県名古屋市東区白壁三丁目12-13
- - 設立: 1948年
- - URL: 中部産業連盟
この機会に、未来社会に向けた価値の創造に挑戦しましょう!