別海牛乳、札幌で人気
2024-06-25 12:44:58

札幌のホテルで別海町の牛乳消費量が1年間で8トン突破!地元酪農を応援する取り組み

北海道札幌市の中心部にあるホテル「イビススタイルズ札幌」は、地元別海町の牛乳消費拡大を目的に、2023年4月から朝食会場で「べつかいの牛乳屋さん」を提供しています。1年が経過し、消費量は8.27トンを突破しました。

酪農を取り巻く環境は、配合飼料価格の高騰や円安による原料価格の上昇、牛乳の消費低迷など、厳しい状況が続いています。こうした状況下で、イビススタイルズ札幌は、北海道の牛乳の美味しさを知ってもらうことで、消費拡大に貢献したいと考えています。

提供しているのは、別海乳業興社が製造する「べつかいの牛乳屋さん」です。朝食会場では、レストラン利用客に200mlの紙パック牛乳を提供するほか、朝食ブッフェの料理にも使用しています。提供された料理は、クリームニョッキ、グラタン、カッテージチーズ、キッシュロレーヌ、タルティフレット、スープ3種、牛乳プリン、オリジナルスムージーなど、10種類に及びます。

提供開始当初から、レストラン利用客の約6割を占める外国人観光客からも好評で、「イラストがとてもかわいいので、思わず手に取った。すごくおいしい」といった声が寄せられています。

さらに、ホテルは牛乳の消費拡大を促進するため、別海中央小学校の児童が描いた牛乳パックのイラストをホテルロビーに展示しています。これは、地元酪農家を励ますために、別海中央小学校のPTAが企画したもので、校内で募集された77作品が選ばれました。展示は6月の牛乳月間に合わせて行われ、2週間ごとに入れ替わります。

イビススタイルズ札幌の支配人は別海町出身で、牛乳のPRに力を入れています。「首都圏の宿泊客から、札幌でべつかいの牛乳屋さんが飲めてうれしいとの声が聞こえるようになり、認知が高まっていると感じる。当館以外でもぜひ手に取ってほしい。7月から、新たに『べつかいのコーヒー屋さん』も提供する予定。また、日高の牛乳も併せて提供を始めた。一人でも多くの人に北海道の牛乳を認知してもらい、消費拡大に貢献していきたい。」と意気込みを語っています。
札幌のホテルが地元の牛乳消費拡大に力を入れている取り組みは、素晴らしいと思います。酪農家の厳しい状況を少しでも改善できるよう、消費者が積極的に牛乳を消費することが重要です。

イビススタイルズ札幌では、牛乳だけでなく、牛乳を使った料理も提供することで、幅広い層にアピールしています。また、地元の小学生が描いたイラストを展示することで、地域との連携を深め、牛乳への関心を高める工夫も素晴らしいです。

ホテルの取り組みは、観光客だけでなく、地元住民にも牛乳の魅力を再認識させる機会となっています。今後も、このような地域貢献活動が継続され、牛乳消費拡大に繋がることを期待しています。

特に、外国人観光客へのアピールは効果的です。観光客は、その土地の文化や食に触れることで、その土地への印象がより深まります。地元の牛乳を味わうことで、北海道の魅力を再発見し、リピーターに繋がる可能性もあるでしょう。

この取り組みは、単に牛乳の消費拡大だけでなく、地元の酪農家を支援し、地域経済活性化にも貢献する素晴らしい事例です。今後も、地域と連携した取り組みが、様々な分野で広がっていくことを期待しています。

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