圓山大飯店と日光金谷ホテル、友好交流協定を結ぶ
2023年3月19日、台北市にある圓山大飯店で、金金谷ホテル株式会社と圓山大飯店の友好交流協定が締結されました。この歴史的な合意により、両ホテルは様々な分野での協業を目指し、互いの強みを生かした取り組みを進めていく方針です。
両ホテルの概要
圓山大飯店
圓山大飯店は1967年にアメリカのFortune誌によって世界10大ホテルに選ばれた、台湾を代表する五つ星ホテルです。1952年に設立され、伝統的な中国宮殿様式を取り入れたデザインが特徴的です。このホテルは、国家の要人を迎える重要な役割を持ち、台北の重要なランドマークとしても知られています。館内には、食文化の広がりを感じさせる4つのレストランをはじめ、500室もの客室が揃っています。
日光金谷ホテル
対する日光金谷ホテルは、明治6年に創業した日本最古のリゾートホテルであり、国の登録有形文化財にも指定されています。創業から150年の歴史を持ち、館内の随所に日本の伝統美を表現した彫刻や和の意匠が施されています。また、アインシュタインやヘレン・ケラーといった名立たる著名人も宿泊したことがあり、日光の美しい自然と共に歴史を感じさせる場所です。
友好交流協定の目的
この協定の締結により、両ホテルは相互のプロモーションを強化し、食を通じた文化交流やスタッフの交流を促進することが期待されています。具体的には、各ホテルの特色を生かし、メリットを共有することで新たな価値を創出しようとしています。これにより、若い観光客を惹きつけることも視野に入れています。
締結式の様子
締結式では、圓山大飯店の葉董事長と金谷ホテルの丸山会長が出席し、協定の意義を共有しました。両社長はこの取組みが、観光産業の復興や国際交流の深化につながると期待を寄せており、今後の展開に対して強い意志を示しました。
まとめ
このように、国際的なネットワークを築くことにより、両ホテルは新たな観光資源として相互に協力し、より魅力的なサービスを提供していく予定です。圓山大飯店と日光金谷ホテルの友好交流協定は、国内外の観光振興にも寄与することが期待されています。今後の活動から目が離せません。