PE-BANKでエンジニア不足解消
2014-09-25 13:43:30
ソフトウェア開発を支える新しいプラットフォーム『PE-BANK』の登場とその意義
新しいプラットフォーム『PE-BANK』がもたらす変革
2023年10月1日、首都圏コンピュータ技術者株式会社(MCEA)が新たなプラットフォーム事業『PE-BANK』(プロエンジニア・バンク)の運用を開始しました。このプラットフォームは、深刻なエンジニア不足を抱えるIT業界を支えるために設計されており、フリーエンジニア(IT個人事業主)に新たな契約形態、すなわち“プロ契約”を提供するものです。
フリーエンジニアの品質保証とブランド化
『PE-BANK』に参加するエンジニアは、厳しい独自基準を満たすことでMCEAから“プロエンジニア”としての認定を受けます。この“プロ契約”により、個々のエンジニアの品質と社会的信頼性を向上させ、案件の受注チャンスを広げることが目指されています。また、教育を通じてスキルアップを図り、プロ意識の向上にも力を入れています。
エンジニアサポートの充実
MCEAは、フリーエンジニアが抱える営業、総務、経理などの煩雑な業務を全面的にサポートします。これによりエンジニアは技術的な業務に専念し、専門性を最大限に発揮できる環境が整います。福利厚生の提供や資格取得支援なども行い、エンジニアのバックアップ体制を強化しています。
共同受注体としての役割
IT業界では、特に経験豊富なエンジニアでも個人事業主の立場では受注が難しい案件が存在します。MCEAは長年の実績と信頼を基に、プロエンジニアとともに共同受注を行うことで、こうしたハードルをクリアしています。この取り組みにより、開発現場における受注機会の拡大を実現しています。
深刻なITエンジニア不足の背景
日本では、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の調査によれば、ITエンジニアが不足していると考える企業が82.2%に上ることが明らかになっています。特に、マイナンバー制度に伴う大規模システム開発案件の進行が背景にあり、2020年頃までの間に数万人規模での人員不足が見込まれています。この状況を打破するために、『PE-BANK』はフリーエンジニアの受注機会を増やし、質の高い技能を持つ人材を開発現場に供給することを目的としています。
個人情報保護の重要性
MCEAは、個人情報の取り扱いに対する認識を高めるべく、「一般社団法人 日本個人情報管理協会(JAPiCO)」との連携を強化しています。『PE-BANK』では契約プロエンジニアに対する個人情報保護教育も実施しており、安全な情報管理体制を整えています。これにより、デリケートな情報を扱う開発現場でも安心して任せられるプロフェッショナルを育成しています。
未来の展望
『PE-BANK』は、今後3年内にプロエンジニアの数を現状の3倍にあたる6000人に増やし、エンジニア不足を一層解消する方針を掲げています。MCEAはこれまでの27年間の実績を活かし、フリーエンジニアを支え続ける革新的なプラットフォームとして、IT業界に変革をもたらします。詳細は、公式サイト(http://mcea.jp)でご確認いただけます。
会社情報
- 会社名
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首都圏コンピュータ技術者株式会社
- 住所
- 東京都港区高輪2-15-8グレイスビル泉岳寺前
- 電話番号
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