サイバーリンク、FaceMe® Security 8.9を発表
台湾に本社を持つサイバーリンク社が、最先端のAI顔認証セキュリティシステム「FaceMe® Security」の新バージョン8.9をリリースしました。このソリューションは、顔認証を用いた入退室管理、電子錠制御、リアルタイム監視、イベント録画など、多数の機能を備えたオールインワンのセキュリティソリューションです。
アップデートの主な特徴
新バージョン8.9では、特に便利な機能が追加されました。以下に主要な改善点を紹介します。
1. 顔画像登録の最適化
新たに追加された機能として、管理者は顔画像を登録したい対象者に対し、URLやQRコード経由で顔画像登録の案内を送信することが可能になりました。これにより、登録者が自身のスマートフォンからアクセスし、画面の指示に従って簡単に顔画像を登録できるようになります。この手法により、大規模なオフィスや工場で効率的に従業員の顔認証を管理することができるようになりました。
- URLおよびQRコードを利用した登録案内
- 自動的な顔画像品質チェック
- 管理者の承認および再撮影依頼フローの導入
- CSVによる一括招待機能に対応
2. ネットワーク障害時の安定運用
FaceMe® Security 8.9では、Genetec社製SynergisとAxis社製ネットワークドアコントローラーとの連携を強化しました。このシステムは、Face Terminalとネットワークドアコントローラーが必要な認証データをローカルに保持することで、万が一ネットワーク接続が切断されても入退室管理を継続できる仕組みを実現しています。これにより、高い運用要件が求められるオフィスや工場などでも、安定した管理が可能になります。
- オフライン運用に対応したFace Terminalとドアコントローラーの連携
- ネットワーク障害におけるドア制御を停止しない運用
3. 二要素認証に対応
今回はGIS社製の顔認証デバイス「YouMe 500」を利用した「カード+顔」の二要素認証が追加されました。これにより、顔認証とカード認証を組み合わせて本人確認を行うため、カード単体での不正利用のリスクを軽減することが可能になります。特に、機密エリアや高セキュリティが求められる研究施設、データセンターなどでの使用に適しています。
- 二要素認証の有効化/無効化を設定画面から調整可能
- 24-bit CSN、32-bit CSNフォーマットのカードに対応
4. その他の改良点
FaceMe® Security 8.9は、ユーザーエクスペリエンスや導入安定性を向上させるための複数の改善が実施されています。これには、Axis社製Camera Stationとの連携強化や、顔認証端末のUX改善などが含まれます。
サイバーリンクのコメント
この新たなバージョンについて、サイバーリンクの第二事業部社長メイ グー氏は「FaceMe® Security 8.9は、より効率的で安全な入退室管理を提供するための重要なステップです。AI顔認証システムを企業や施設でのセキュリティ強化とDX推進に活用することを目指します」とコメントしています。
FaceMe® Securityとは
FaceMe® Securityは、誰でも簡単に導入できるパッケージソリューションで、高度なセキュリティを提供します。IPカメラや顔認証端末との連携により、従業員の入退室管理や不審者の検出など、セキュリティ全般の強化と効率化を図ることができます。多様な利用シーンに対応できる柔軟性も魅力の一つです。
サイバーリンクについて
サイバーリンクは、1996年に台湾で設立され、マルチメディアソフトウェアやAI顔認証技術において世界のリーダーとして君臨しています。動画編集や顔認証エンジンなどのソリューションを提供し、新しいライフスタイルの創出を目指しています。詳細は公式サイトを訪れて確認してください。