「六月病」を考える
2026-05-26 13:42:26

6月の職場で感じるモチベーション低下「六月病」とは?調査結果を解析

正社員にみる「六月病」の実態と原因



先日、株式会社マイナビが発表した調査結果により、20〜59歳の正社員を対象にした「六月病」と評価に関するフィードバックが浮き彫りになりました。調査によると、正社員の約19.8%が「六月病」を経験しており、特に20代でその割合は最も高く、27.6%に達しています。この数字は、働く世代がどれほどこの特有の疲労感やモチベーションの低下に苦しんでいるかを示しています。

1. 六月病とは?



「六月病」とは、毎年の新年度から数か月が経過した6月に見られる特有の状態で、モチベーションの低下や疲労感を自覚することを指します。この症状は「五月病」と密接につながっていて、連休がなく、夏に向かう気候の変化が影響するためだと考えられています。調査によれば、六月病のきっかけとして主に次のような要因が挙げられています:
  • - 新年度に慣れる過程での変化
  • - 賞与や評価に対する不満
  • - 祝日が少ないことによる意欲の低下
  • - 梅雨時期の天候や気圧の影響

特に、新年度の環境に慣れる過程での変化が多くの人に影響を及ぼしています。緊張感が薄れたり、嫌なところが見えてきたりすることで、職場での不満が募ることが多いのです。

2. 自身の変化をどう感じるか



調査によると、六月病を経験した人々の54%が「疲れやすさ」を感じ、53.9%は「仕事へのやる気が出にくい」と回答しています。さらに、45.3%は「気分の落ち込みや不安を感じることが増えた」とも述べています。こうした変化が生活や仕事に与える影響は少なくありません。

また、27.7%の人々は「生活リズムや体調管理を意識するようになった」と言っていますが、一方で29.0%の人々は特に行動を起こさなかったと回答しています。このことから、この問題に取り組む姿勢は人それぞれで異なることが分かります。

3. 評価フィードバックの重要性



六月病に伴うモチベーションの低下を受けて、評価に対してのフィードバックの有無が重要だと指摘されています。調査結果によれば、評価に納得感を持つ人々は、丁寧な評価フィードバックが存在する傾向にあることが分かりました。しかし、全体の約55.6%が「フィードバックなし」と回答しており、企業側でも評価の重要性を理解しているものの、実際の従業員に対する対応が不足していることが浮き彫りになっています。

4. 企業の意識と改善点



企業側の46.1%が、「6月は他の月と比べて従業員からのメンタル不調に関する相談が増えている」と感じており、こうした状況を重く見ている企業は少なくありません。特に、新人の指導や賞与の結果が示されるタイミングで個人のモチベーションが大きく影響を受けます。言い換えれば、フィードバックの機会を増やすことが、従業員の安心感や納得感を高めるカギとなるのです。

まとめ



この調査によって、六月病が多くの正社員に影響を与えていることが明らかになりました。企業の側でも対策が求められ、休暇取得の推奨や、評価に関する対話を増やすことが、従業員のメンタルヘルスの改善につながるでしょう。社員が心身ともに健康で働ける環境を整えることが、これからの企業の課題であると言えます。


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会社情報

会社名
株式会社マイナビ
住所
東京都千代田区一ツ橋1丁目一番一号パレスサイドビル
電話番号
03-6267-4155

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