未来の発明家を育む！第2回タカハソレノイドコンテストが開催

第2回タカハソレノイドコンテスト開催のお知らせ

自動車や自動販売機、銀行ATMなど、私たちの身の回りに広く使われている「ソレノイド」。これはモーターと似た構造の駆動部品で、さまざまな製品に不可欠な存在です。この度、福岡県飯塚市のタカハ機工株式会社が主催する「第2回タカハソレノイドコンテスト（通称ソレコン）」が開催されることになりました。製造販売に従事する同社は、長年にわたり独自の取り組みをしており、コンテストはその一環として、多くのモノづくり愛好者に向けられています。

ソレノイドの魅力

ソレノイドはただの部品ではありません。ロボコン（ロボットコンテスト）用の機材としても活用されており、趣味やアイディアを実現するためのツールでもあります。タカハ機工は、7年前から独自にメーカー直販サイトを運営し、64機種262製品を幅広く販売しています。このサイトは、多くの発明家やロボットファンの交流の場ともなっています。

コンテストの目的

今年のコンテストは、単なる作品発表の場を超え、若い子どもたちにものづくりの楽しさを伝えることを大きな目的としています。審査員長には、電気部品を使ったアート活動で名高い土佐信道氏（明和電機社長）を迎え、ユニークで実用的な作品を幅広く募集します。また、クラウドファンディングのカウントダウンとも提携し、発明品のプロダクト化も支援します。

昨年の盛況

第1回目のコンテストでは、広島高専の女子学生による独創的な作品や、工学部の学生など多彩な応募がありました。その中で入賞した作品は、2014年6月に東京ビッグサイトで開催された「機械要素技術展」で展示され、多くの専門家の注目を集めました。

タカハ機工のホームページでは、昨年の応募作品を動画で観ることができ、入賞者の発表や愉快な雰囲気を感じることができます。また、これまでの電気部品メーカーの古いイメージを払拭し、楽しい中小企業としての活動が進められています。