ポーラ銀座ビル15周年記念展「マティス ― 色彩を奏でる」開催

ポーラ銀座ビル15周年記念展「マティス ― 色彩を奏でる」の開催について

ポーラミュージアムアネックス（東京・中央区銀座）では、2024年10月4日から27日まで、ポーラ銀座ビルの15周年を記念し、アンリ・マティスによる展覧会「マティス ― 色彩を奏でる」を開催いたします。この展覧会では、20世紀を代表する画家として知られるマティスのアートに焦点を当て、多彩な色彩が生み出す感情やリズム、そしてその独自のスタイルを楽しむことができます。

マティスは「色彩の魔術師」と称されるほど、鮮やかな色使いで作品を制作しました。その中でも特に室内画に注目をし、ポーラ美術館が誇る《リュート》を始めとした数多くの作品を展示します。また、彼の晩年の傑作「ジャズ」も紹介され、全20図を通してその魅力に浸ることができます。

誰でも楽しめるプログラム

さらに、本展覧会では一般の来場者が楽しめるプログラムも多数用意されています。特に注目すべきは、赤ちゃんを連れた方にも優しい鑑賞会です。赤ちゃん連れでも気軽に楽しめるよう、会場では静かなBGMが流れ、ベビースペースも設けられています。また、認知症の方を含む高齢者向けの対話型鑑賞会が開催され、参加者同士が自由に感じたことを共有することができます。

ワークショップも充実しており、切り絵アーティスト福井利佐氏を講師として招き、マティスの技法を取り入れた作品を制作する体験も提供されます。これにより、より多くの人々がアートと触れ合う機会が増え、表現の楽しさを実感できることでしょう。