富士スピードウェイホテルで味わう「MORIZO DINNER」の魅力
富士山の麓に位置する「富士スピードウェイホテル」は、ただの宿泊施設ではありません。ここでは、ハイアットブランド「アンバウンド コレクション by Hyatt」としてのコンセプトのもと、「静」と「動」が見事に共存する環境の中で、訪れる人々に特別な体験を提供しています。今回、特に注目すべきは、トヨタ自動車の会長である豊田章男氏のドライバーネーム「モリゾウ」を冠したディナー、「MORIZO DINNER」です。
モリゾウ氏との出会い
モリゾウ氏は、自動車業界のリーダーとしての顔を持ちながら、一方では情熱的なレーシングドライバーとしても活動しています。富士スピードウェイホテルへの訪問は頻繁で、彼の滞在中、ホテルの総料理長である石井順氏は、何度も特別な料理を提供してきました。
しかし、最初はなかなかその期待に応えることができず、苦悩の日々が続きました。そんなある日、思い切ってモリゾウ氏に声をかけたことで、石井氏は彼との掛け合いを始めます。「自己紹介をさせてください。私は料理好きのオジサンです」との言葉に、モリゾウ氏は「クルマ好きのオジサンです」と返してくれたのです。この会話が、新しい進展を生むきっかけとなりました。
MORIZO DINNERの誕生
3年間にわたる対話を経て生まれた「MORIZO DINNER」は、単なる食事を超え、石井氏とモリゾウ氏の信頼関係を深める結晶ともいえる特別なメニューです。全5品から成るこのディナーは、料理とクルマの好きな二人の挑戦の記録です。
石井氏は、「料理好きのオジサン」が「クルマ好きのオジサン」に挑んできたこの3年間の物語を、ぜひ楽しんでほしいと語ります。ここでの体験は、単体の料理を楽しむだけでなく、それぞれの料理の背景にあるストーリーを感じることができるのです。
特別ディナーの詳細
この特別なディナーは、富士スピードウェイホテル内の炉端レストラン「Robata OYAMA」にて、1月13日から1月25日の期間限定で提供されます。ディナーは毎日17:00から22:00まで楽しむことができ、所要時間は約2時間です。この贅沢な体験をするためには、予約が必要で、事前に電話またはウェブでの申し込みをお勧めします。料金は24,200円(税込み)です。
石井順総料理長の情熱
石井氏は静岡県の食文化を大切にし、「ふじのくに食の都仕事人」の一人としてその魅力を多くの人に伝えています。「静岡の食材には、それぞれのストーリーや愛情が込められています。それを地域の特産品とともに伝えていきたい」と語る石井氏の熱意が、彼の料理に表れています。
富士スピードウェイホテルの魅力
ハイアットの「アンバウンド コレクション by Hyatt」に属する富士スピードウェイホテルは、モータースポーツ愛好家にはたまらない、サーキットに隣接する立地が魅力です。レーシングカーのミュージアムも併設されており、特別なホスピタリティーが堪能できます。ここでの体験は、訪れる方々に新しい発見や感動を与えてくれるでしょう。
「MORIZO DINNER」は、ただのディナーではなく、石井氏とモリゾウ氏の情熱が詰まった特別な食経験です。この機会を逃さず、ぜひ訪れてみてください。詳細は公式ウェブサイトで確認できます。