OWCがThunderbolt 5対応ポータブルSSDを発表、驚異の6000MB/sを実現

OWCが情熱を込めて送り出すEnvoy Ultra Thunderbolt 5ポータブルSSD

米国イリノイ州に本社を置くOther World Computing（OWC）が、9月12日に新製品として、Envoy Ultra Thunderbolt 5ポータブルSSDの発売を発表しました。この新しいSSDは、10月中旬から予約販売が開始される予定で、日本でも同月下旬に発売される見込みです。

超高速なパフォーマンス

Envoy Ultraは、Thunderbolt 5、Thunderbolt 4、Thunderbolt 3、USB4に対応しており、6000MB/sを超える転送速度を実現しています。この速度は、Thunderbolt 4やUSB4の最大2倍に達し、特にデータ転送が頻繁なプロフェッショナルやクリエイターにとって理想的な選択肢といえるでしょう。

幅広い対応機器

新たなEnvoy Ultraは、MacやPCはもちろん、iPad Pro、Chromebook、Surfaceなど、多様なデバイスに対応しています。これにより、ユーザーはさまざまな環境でその機能を活かすことが可能です。

堅牢性と利便性

また、このSSDは防水、防塵、対衝撃の堅牢な設計が施されており、データを安全に保護します。さらに、ビルトインのThunderboltケーブルを備え、バスパワーでの利用が可能なため、利便性も抜群です。ファンレス設計で静音性にも優れ、放熱性に優れたアルミ製の筐体もポイントです。

業界の期待

OWCの創設者でCEOを務めるラリー・オコナー氏は、Thunderbolt 5テクノロジーにより、今まで以上に簡単にパフォーマンスを引き出せるとコメントしています。「今日の要求レベルの高いユーザーに向けた完璧なソリューション」とも語り、Envoy Ultraが新しいスタンダードとなることを期待しています。さらに、インテルのジェイソン・ジラー氏も、OWCがデータ転送速度と汎用性の限界に挑戦していることを評価しています。

発売情報

Envoy Ultra Thunderbolt 5ポータブルSSDの予約販売は米国で9月12日に始まり、販売価格は2TBで63,790円、4TBで98,990円（税込）となっています。日本での販売は、アマゾンOWC公式ストアで10月下旬に開始予定です。また、OWC Thunderbolt 5（USB-C）ケーブルも同時に発表され、同様に日本での発売が予定されています。