豆カレー商品化
2024-09-11 17:10:23

高校生の思いを込めた高齢者向けカレーレシピが商品化されます

高齢者に寄り添う豆カレーの開発



島根県浜田市の「有限会社 齋藤アルケン工業」は、このたび新たに開発した高齢者向けのカレーを商品化し、敬老の日の9月16日より販売を開始します。この商品の開発には、地元の島根県立矢上高校の「食と農研究会」の高校生たちが参加しており、高齢者の健康を考えた工夫が詰まったメニューとなっています。

高齢者の健康課題を解決するカレー



新しく開発されたその名も「体にやさしい”まご“のまごころ豆カレー」。これは、たんぱく質やカルシウム不足という高齢者の健康課題に着目したカレーです。具体的には、たんぱく質が豊富な大豆を使用し、さらには地元で水揚げされるマトウダイの未食部分を粉末化して隠し味として加えています。この独自のレシピにより、カルシウムとたんぱく質をそれぞれ100gあたり181,158mg、34.2gと高めることが実現されています。

地域の資源を活かした取り組み



特筆すべきは、マトウダイの未食部分の有効活用です。この魚は浜田漁港で多く水揚げされるものの、実際には頭や骨などの70%が廃棄されているのが現状です。この廃棄される部分を粉末化し、カレーに取り入れることで、地域の食文化の促進や環境保護にも貢献しています。また、75歳以上の女性の1日に必要なカルシウム量620mgを、一食で摂取できるように配慮されています。

販売イベントについて



新商品の販売イベントは、2024年9月16日(月・祝)に「ショッピングセンター アベル」(島根県邑智郡邑南町矢上996)で行われます。ここでは、矢上高校の生徒たちが販売を行う予定です。このカレーは数量限定での販売となり、希望小売価格は800円(税別)です。

今後の販路と展開



「まごころ豆カレー」は、ショッピングセンター アベル以外にも、浜田市内のスーパーや道の駅などでも取り扱いが開始される予定です。また、同社の公式サイトを通じてネット販売も行うとのことです。これにより、より多くの人々に高校生たちの思いが詰まったカレーを届けられることを目指しています。

会社概要



有限会社齋藤アルケン工業は、地域社会に貢献することを理念に、多様な事業を展開しています。介護サービスや食品事業、内装事業などを通じて、高齢者の快適な生活を支援し、地域の食の安全と健康を守るために努力しています。このような活動を通じて、皆様が笑顔で暮らせる社会の実現を目指しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
有限会社齋藤アルケン工業
住所
島根県浜田市下府町327-119
電話番号
0855-22-1773

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。