新たな才能を求めて:Tokyo Contemporary Art Award 2026-2028の公募
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、次世代のアーティストを支援するための「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA) 2026-2028」の公募が行われています。応募は2025年6月9日から6月25日まで。現代美術に情熱を注ぐアーティストの皆さん、この機会をお見逃しなく!
公募の概要と目的
「Tokyo Contemporary Art Award」は、東京都とTOKASの共同事業で、2018年から中堅アーティストを対象にした現代美術の賞として実施されています。このアワードは、アーティストの創作活動を継続的に支援することを目的とし、受賞者には賞金や海外での活動支援が与えられます。また、この公募はアーティストの活動の場を広げる重要なステップとなります。
応募資格とスケジュール
応募資格は以下の条件を全て満たすことが求められます。
1. 日本に居住または国内に活動拠点を持つアーティスト
2. 現代美術分野で活動する者(ジャンル不問)
3. 10年以上の活動歴があり、35歳以上で国内外での個展またはグループ展への参加記録が約10件以上あること
4. 2025年12月の最終選考に参加できること
5. 海外での活動に意欲があり、2026年3月の授賞式やその後の展覧会に出席できること
応募は、TCAAのウェブサイトからアプリケーションパッケージをダウンロードし、指定された要項を確認の上、提出します。応募の締め切りは2025年6月25日です。
選考と支援内容
選考は書類選考の後、スタジオ訪問を通じて候補者との対話を行い、最終的に2名の受賞者を選出します。受賞したアーティストには、以下の支援が提供されます。
- - 賞金300万円
- - 海外での活動支援(上限200万円)
- - 東京都現代美術館での作品発表の機会
- - モノグラフ(作品集)の作成
選考委員には、マニラ現代アート・デザイン美術館のホセリーナ・クルス氏や森美術館の近藤健一氏など、国内外の著名なキュレーターが参加します。彼らとの対話を通じて、アーティストは自らの活動をさらに広げるチャンスを得ることができます。
去年の受賞者について
昨年の受賞者には、風間サチコ、下道基行、藤井光や山城知佳子など、現代美術の最前線で活躍するアーティストたちが名を連ねています。彼らはこのアワードを通じて、さらなる飛躍を遂げました。受賞を果たすことは、アーティストにとって重要な転機となるでしょう。
お問い合わせ
この公募に関するFAQはTCAAのウェブサイトに掲載されており、詳しい情報を確認することができます。追加の質問がある場合は、指定のEmailで問い合わせが可能です。
トーキョーアーツアンドスペースは、幅広いアート活動を支援するため、様々なプログラムを展開しています。新たな才を求めるアーティストたちの挑戦を待っています。次世代のアートシーンを共に作っていきましょう!