新型アナライザ登場
2013-10-21 13:06:27
三菱電機、新型データ収集アナライザMELQIC IU1シリーズをSCF2013で発表
三菱電機が誇る新たなデータ収集アナライザ
三菱電機は「システムコントロールフェア2013」において、最新のデータ収集アナライザ「MELQIC IU1シリーズ」を発表しました。この新型アナライザは、各種機能が豊富に搭載されており、工場オートメーション(FA)の現場でのデータ収集業務を大幅に効率化することが期待されています。
MELQIC IU1シリーズの特長
この新しいMELQIC IU1シリーズは、アナログ入出力やデジタル入出力をはじめ、SDカードスロット、様々な通信ポートを内蔵しています。具体的には、アナログ入力4チャネル、アナログ出力1チャネル、デジタル入力8点、デジタル出力8点が標準搭載されており、高速データ収集能力は魅力です。1マイクロ秒周期で4チャネルから100万点までのデータを収集でき、エンコーダなどの外部クロック信号との同期も可能です。
これにより、例えば製品の検査やプレス機の劣化診断など、様々な用途に適しています。また、EthernetとRS-232C通信ポートの内蔵により、FA関連機器との連携もスムーズに行え、収集したデータを即座に表示器に表示させたり、シーケンサや上位サーバーへ送信することもできます。
さらに、SDカードスロットも搭載している為、データの保存や持ち出しが容易です。
すぐに使える便利なアプリケーション
MELQIC IU1シリーズには、データ収集用のアプリケーションプログラムがあらかじめプリインストールされています。これにより、ユーザーはパラメータの設定を変更するだけで、すぐにデータ収集を開始できます。これを支える設定ツール「IU Configuration Tool」は、三菱電機のFAサイトから無償でダウンロード可能です。
このツール運用により、プログラム不要で簡単に最大値の算出などの解析演算が行える3種類のアプリが利用でき、設定ツールに搭載された簡易データモニタ機能を用いれば、収集したデータや演算結果を視覚的に確認することもできます。
自由なカスタマイズが可能
もちろん、より高度なデータ収集が求められる場合には、プログラミングツール「IU Developer2」を利用することで、テキスト言語によるオリジナルプログラムの作成も可能です。手軽に使える機能から、専門的なカスタマイズまで、幅広く対応できる点が本製品の大きな魅力となっています。
企業理念と今後の展望
三菱電機は今回のイベントを通じて、「Your Solution Partner」という企業コンセプトのもと、顧客と共に歩み続けるFA総合メーカーであることを再確認しました。新型MELQIC IU1シリーズを通じて、製造業の現場で新たな価値を提供し、次世代のものづくりを支えていく姿勢を強調しています。
今回の発表によって、三菱電機はさらなる技術革新に対する期待を集めることとなるでしょう。今後の前進に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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三菱電機株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内二丁目7番3号東京ビル
- 電話番号
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