株式会社オークハウスが主催する「第1回オークハウス シェアハウスコンペティション」の一次審査が、2024年12月24日に無事に終了しました。このコンペは、「日本の伝統や文化を感じさせるシェアハウス」をテーマに、多様なアイデアを応募者から募集したものです。238件もの個性的な応募が寄せられ、その中から厳正な審査を経て選ばれた作品が6件です。
応募者の多様性
応募者の職業はさまざまで、特に建築やデザインを学ぶ大学生が多く見られました。しかし、高校生や海外からの応募者も数多く、シェアハウスに対する関心の高さが伺えます。このような多様性が、本コンペをさらに魅力的にしています。
審査員のコメント
審査を務めたのは、建築家の猪熊純氏を筆頭に、西田司氏、上杉勢太氏らが参加しました。猪熊氏は、多くの作品を審査する中で、予想を超えるユニークなアイデアが集まった点に驚きを隠せない様子でした。彼の言葉によれば、シェアハウスの形状や規模に関する提案が似通うことを心配していたものの、実際には非常に多様で創造的なアイデアが揃い、視覚的な刺激だけでなく、住まいとしての真の価値を考えた提案も多く見受けられました。
日本らしさと共生の可能性
特に印象的だったのは、応募作品が単なるデザインの美しさにとどまらず、「暮らしが何によって成り立つのか」を深く考察した点です。それぞれの提案が日本らしさを重視しつつ、豊かな共生を実現するための新しい方法を模索している姿が見受けられました。このような多様なアイデアを集めることで、新たなシェアハウスの可能性が広がっていることを実感しました。
最終審査へ向けて
一次審査を通過した6作品は、これから最終審査に進みます。各作品の詳細は、公式ウェブサイトで公開されているので、興味のある方はぜひご覧ください。最終審査を経て、どの作品が栄誉ある賞を手にするのか、目が離せません。
オークハウスについて
オークハウスは、国内外からの訪問者に向けて、敷金・礼金・連帯保証人を必要とせず、全室家具家電付きのシェアハウスやマンスリーマンションを運営しています。約200物件、4800室を管理し、その約65%は外国人入居者です。国籍や年齢に関係なく入居できる独自のシステムが特徴的で、シェアハウスやマンスリーマンションの新たな形を提供し続けています。
最後に、全国各地の皆さんが集うこの新たな生活スタイルの提案が、今後どのように発展していくのか、非常に楽しみです。シェアハウスという新しい形の住まいが、日本の文化や伝統を取り入れながら、さまざまな価値観を融合させていく様子は、まさに現代のライフスタイルを象徴していると言えるでしょう。
興味のある方は、ぜひオークハウスの公式サイト等をご覧になり、最新の情報をチェックしてください。