バクラク申請がAI-OCR機能を改善し業務効率向上へ

バクラク申請がAI-OCR機能の強化に成功

株式会社LayerXは、自社の請求管理システム「バクラク申請」内の「汎用申請」に新たにAI-OCR機能を導入しました。この機能により、アップロードされたファイルから必要な情報を自動で読み取り、手入力の手間を軽減します。これにより、業務プロセスの効率化とミスの削減が期待されます。

AI-OCR機能の具体的な強化内容

「バクラク申請」には、申請の内容に応じて様々な種類があり、特に「汎用申請」はそのカスタマイズが可能です。従来は、申請書に必要なデータを手入力しなければなりませんでしたが、最新のAI-OCR機能により、日付や金額、取引先といった基本情報を自動で読み取ることができるようになりました。これにより、ユーザーは手間を省くと共に、入力ミスを減らすことができます。

背景と今後の展望

バクラクシリーズは、リリース以来、AIを駆使して業務のデジタル化を進めてきました。特に、領収書や請求書におけるAI-OCRの技術は、ユーザーから高い評価を受けています。今後、LayerXはAIを基にした「AI中心体験設計（AI-UX）構想」を進めることで、さらなる業務効率化とユーザー満足度の向上を目指します。

ユーザーを支える「汎用申請」

新たに強化された「汎用申請」におけるAI-OCR機能は、多様な申請ニーズに応えるために設計されており、ビジネスの現場でより多くの業務を円滑に進められることが期待されます。LayerXは今後も「システムが人に合わせる」体験を追求し、業務の本質的な部分に集中できる環境の構築を目指しています。

バクラク申請とは？

バクラク申請は、申請、承認、及び稟議を自社のルールに沿って作成できるワークフローシステムで、AI-OCRを活用することで手入力をほぼゼロにすることができます。また、承認や却下もチャットアプリ経由で行えるため、業務の迅速化にも寄与しています。

バクラクについて

バクラクは、請求書処理、経費精算、法人カード管理を一元化し、業務の効率化を図るサービスです。電子帳簿保存法やインボイス制度への対応も進めており、使いやすさと法令遵守を両立させています。現在、10,000社以上で導入されており、経営基盤を支えています。

会社概要

LayerXは「すべての経済活動をデジタル化する」ミッションのもと、SaaSとFintechを融合し、AI技術を用いたソフトウェア体験を提供するスタートアップです。法人支出管理サービス「バクラク」や、AI・LLM事業など多岐にわたるプロジェクトを展開しています。会社設立は2018年8月、現在は東京都中央区に本社を構えています。

新しい機能の追加により、業務のデジタル化はさらに加速することでしょう。今後もバクラクシリーズの動向に注目です。