新宿駅に現れた夢のような3D屋外広告
株式会社CGworksが手がけた3D屋外広告が、2025年1月10日に公開予定の映画「孤独のグルメ」のプロモーションとして新宿駅に登場しました。この広告は、まるで実在する焼肉店が駅構内に出現したかのような迫力満点のビジュアルで、多くの人々を魅了しています。
広告の概要と制作の背景
新宿南口の「新宿BBB」という巨大ビジョンに設置されたこの屋外広告は、高さ約3.2m、幅約5.7mの音声付き立体映像メディアで構成されています。広告主はテレビ東京で、企画から動画制作までをインプレッション株式会社が担当しました。CG制作を行ったCGworksのクリエイターたちは、視覚的な仕掛けを施すことで、特定のアングルから見ると立体的な飲食店が現れるという驚きを演出しています。
先進的な技術と工夫
この3D屋外広告では、カメラトラッキング技術が駆使されています。具体的には、広告の見える部分を撮影した写真に3Dデータを重ね合わせ、実際の寸法に応じたリアルな飲食店の再現に成功しました。また、視点によって画像が歪んで見える部分がありながら、一定の位置からは完璧な立体感を楽しめるという巧妙な仕掛けが施されています。
業界内での評価と受賞歴
この革新的な3D屋外広告は、東京屋外広告コンクールにおいて東京商工会議所会頭賞を受賞しました。授賞式の模様もテレビ東京のYouTubeチャンネルで配信されており、幅広い注目を集めています。この広告の成功は、CGworksがこれまでに培ってきた技術とデザイン力の結晶です。特に、建築や内装に関わるビジュアライゼーション事業において、CG制作のプロフェッショナルとしての地位を確立してきました。
CGworksの魅力と今後の展望
CGworksは2019年に設立以来、建材や内装など多岐にわたるCG制作を手がけてきました。同社は、自社エンジニアによるシステム構築からCGデザインまでをワンストップで提供することに力を入れており、これまでに大型商業施設やホテル、飲食店に至るまで多くのプロジェクトを手掛けてきました。また、生成AIを活用した新たなサービス「MyRenderer」と「CGBank」も2024年にリリースされ、設計業務のアイデア出しをサポートしています。
今後、CGworksは2025年から3D屋外広告事業のさらなる展開を計画しています。常に高いクオリティを追求し、新たなデザインの課題を解決するために邁進していくと同時に、クリエイティブな作品を生み出し続けることを目指しています。
企業情報のご紹介
- - 商号: 株式会社CGworks
- - 代表者: 金澤勇輝
- - 資本金: 2,000万円
- - 所在地: 東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー19階
- - 電話番号: 03-6625-4796
- - お問合せ: [email protected]
- - 企業HP: CGworks
- - 関連会社: 株式会社アズーム
CGworksの今後の進展から目が離せません。3D技術を駆使した広告制作が、いかに人々の心を掴んでいくのか、大いに楽しみです。