東京書籍とLoiLoが提供する新しい学習ポートフォリオ「ロイログ」が登場
教育界に新たな風が吹き込んでいます。株式会社LoiLoは、東京書籍株式会社との連携を強化し、授業支援アプリ『ロイロノート・スクール』の中で使用できる学習ポートフォリオ「ロイログ」の配信を開始しました。この新しい取り組みは、小学校の算数(3〜6年生)および中学校の理科(1〜3年生)に対応しており、全て無償で『東書Eネット』からダウンロードできます。さらに、6月4日には本サービスの導入を祝うオンラインイベントも開催されます。
実施の背景とその重要性
ここ数年、GIGAスクール構想が進行中で、全国の学校においてデジタル端末が普及し、授業のスタイルは大きく変わりました。子どもたちはプリントやノート、振り返りなど、様々な学習記録をデジタルで管理することができるようになったものの、課題も残っています。それは、学習データが分散し、子どもたちが自分の学びを全体として把握しづらいという点です。
東京書籍が提供する教科書準拠のコンテンツは、こうした課題を解決するための一手です。「ロイログ」は学習ポートフォリオとして、児童・生徒の学習を一つにまとめる役割を果たします。これにより、何を学び、何を身につけるかを明確に示し、教員が準備する負担を軽減します。
ロイログの利点
児童・生徒にとってのメリット
1.
学びが一元化 : 学習記録が1カ所にまとめられ、復習や振り返りがしやすくなります。
2.
問題発見の容易さ : 自身の学習におけるつまずきや傾向に気付きやすくなり、次の学びへと繋げることができます。
3.
オリジナル参考書の作成 : 学んだことを自身の言葉でまとめることで、独自の参考資料を作成できます。
教員にとってのメリット
1.
整理された学習履歴 : 子どもたちの学習履歴が整理され、個別の指導がしやすくなります。
2.
成果の可視化 : 学習成長の過程を明示化でき、面談や評価時に具体的に伝えることが可能になります。
3.
業務効率化 : 前年度の教材やデータを再利用でき、教員の負担が軽減されます。
教科書準拠コンテンツの詳細
新たに提供される「ロイログ」には、東京書籍が作成した教科書準拠の「単元カード」が含まれています。このカードは、児童・生徒が学ぶべき内容や自己学習の指針を教員と共有するためのものです。具体的には、単元ごとの学習記録を整理でき、左側には目標と理解度のチェックシート、右側には学習内容をまとめるスペースが設けられています。
また、理解度確認にも役立つ「理解度チェックシート」が含まれており、復習の際に実践的に使うことができます。さらに、東京書籍のデジタルドリル『タブドリLive!』や『みんなにもっとNIMOT!』へのリンクも付いていますが、これらの利用には別途ライセンス購入が必要となります。
無償での利用方法
この新しい教材は、全て無償で東京書籍の教育資料サイト『東書Eネット』からダウンロードできます。初回は各教科における1学期の配当単元が公開されており、今後も順次追加される予定です。
6月4日のオンラインイベント
配信開始を記念して、6月4日(木)には「ロイログ」の活用法や実践事例を紹介するオンラインイベントが開催されます。興味のある方はぜひご参加ください。
このように、ロイロノート・スクールは新しい時代の学びを支援するツールとして、多くの子どもたちや教員にとって価値ある資源となることが期待されています。デジタル時代に即した教育の進化を、ぜひ体感してみてはいかがでしょうか。