亀岡市の新シンボル
2025-10-02 15:23:22

亀岡市が新たに選んだシンボル 草花と鳥の魅力を探る

亀岡市の新たなシンボル、草花と鳥が誕生



京都府亀岡市は、令和7年に市制施行70周年を迎えるにあたり、記念式典で新たなシンボルとして「市の草花」と「市の鳥」を制定しました。この発表は、道の駅「ガレリアかめおか」で行われ、地域の人々と共に選ばれたシンボルの内容が注目を集めています。

制定の背景



市の新しいシンボルは、市民の郷土への愛着や誇りを深めるために選定されました。亀岡市では、今年の4月に市民アンケートを実施し、多くの意見を元に専門家による検討委員会でしっかりと議論が重ねられた結果、草花には「キキョウ」と「オニバス」、鳥には「コウノトリ」と「イカルチドリ」が選ばれました。これらのシンボルには、亀岡市の自然や文化が色濃く反映されています。

市の草花:キキョウとオニバス



キキョウ


キキョウは、亀岡市の歴史の一端を担う花で、明智光秀公の家紋としても広く親しまれています。地域の人々によって保護され、その育成活動も盛んに行われています。この美しい花は、亀岡市の文化的な背景を象徴すると共に、市民の手によって未来へと受け継がれています。

オニバス


オニバスは、珍しい水生植物であり、京都府のレッドデータブックで絶滅の危機にある種として指定されています。これに対し、市民はその保護活動に努め、オニバスが育つ豊かな自然環境の保持に貢献しています。この草花は、生物多様性の象徴ともなっており、亀岡市の恵まれた自然を再認識させてくれる存在です。

市の鳥:コウノトリとイカルチドリ



コウノトリ


コウノトリは、亀岡市が目指す環境に優しいまちづくりの象徴です。この特別天然記念物は、地域の有機農業推進を背景に活躍する存在で、人と自然が調和して成長し、共に豊かな未来を築いていけるようにという思いが込められています。

イカルチドリ


イカルチドリは、保津川周辺の自然環境の豊かさを象徴する鳥です。この鳥は、保津川の石の河原で繁殖し越冬することから、一年を通じてその姿を観察することができます。このシンボルは、川の環境と生き物たちとの共生を促進することを目指しています。

今後の展望



亀岡市では、これまでにもプラスチック製レジ袋の提供禁止やオーガニック農業の進行など、環境を意識したさまざまな取り組みを行ってきました。新たに制定されたシンボルは、こうした市の活動をさらに後押ししていくものです。令和8年(2026年)には、全国都市緑化フェアが開催される予定であり、それに向けた機運も高まっていくことでしょう。市民への環境教育や、亀岡市を愛する心を育む良いきっかけとなることを期待しています。

市長のコメント



市長の桂川孝裕氏は、市制70周年にあたり市民と共に選ぶことができた新たなシンボルに対して大変嬉しい気持ちを表明しています。歴史と文化を象徴する草花や、環境に優しいまちづくりの象徴としての鳥たちが選ばれたことは、亀岡市の未来に向けた道しるべであると述べ、これらの自然や文化が次世代へと受け継がれることを切に希望していると語っています。

この新たなシンボルが市民の心に息づき、亀岡市の豊かな文化と自然環境がこれからも引き継がれていきますように。ぜひ、亀岡市の魅力を発め体感してみてください。


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会社情報

会社名
亀岡市
住所
京都府亀岡市安町野々神8番地
電話番号
0771-22-3131

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