中野製薬、全事業所での再生可能エネルギー導入へ
中野製薬株式会社は、環境への配慮と持続可能な未来を目指し、国内全事業所での使用電力を2025年5月1日から100%再生可能エネルギーに切り替えることを発表しました。この施策は、同社の2030年までのカーボンニュートラル達成に向けた重要なステップとなります。
環境に対する取り組みの背景
中野製薬は、「CHANGE the ALWAYS 未来を変える今にする」というスローガンのもと、持続可能な企業として社会や環境に貢献することを目指しています。この理念に基づき、2030年に排出する温室効果ガスを実質ゼロにすることを目標に掲げており、その中で再生可能エネルギーの導入は大きなターニングポイントとなります。
具体的な施策と目標
これまでに、中野製薬は、2024年に発表された「ナカノ スタイリング タント」シリーズなどにおいて、製品のカーボンフットプリント算出を行い、環境への影響を数値化する努力もしています。この度、京都本社および滋賀県草津市の新草津工場で100%再生可能エネルギーを導入することで、使用電力に関連する温室効果ガス排出量を実質的にゼロにすることが可能となりました。
再生可能エネルギーを活用することで、同社は地球環境に優しい製品づくりをさらに推進し、業界全体への影響を持つ存在になりたいと考えています。特に、非化石証書の購入を通じてエネルギーの環境負荷を軽減し、持続可能な選択肢を提供することが目指されています。
今後の展望
中野製薬は、ステークホルダーからの信頼を得ることを重要視し、今回の全事業所での再生可能エネルギー導入を第一歩として、さらなる取り組みを進めていく方針です。カーボンニュートラルへの道は容易ではありませんが、志の高い目標のもと、確かな成果を実現していくことで、持続可能な社会の実現に向けた貢献が期待されています。
会社概要
中野製薬は、1959年に設立され、京都を本社に理美容業界向けおよび一般消費者向けの頭髪化粧品の製造・販売を行っている企業です。代表取締役会長と社長を務める中野耕太郎氏・中野孝哉氏の下で、長年にわたり「嘘のない商品作り」にこだわってきました。
- - 本社所在地: 京都市山科区東野北井ノ上町6番地20
- - 資本金: 1億円
- - 従業員数: 269名(2025年5月1日現在)
このように、中野製薬は再生可能エネルギーの導入により、環境への配慮を行いながら、社会に貢献する企業として今後も成長を続けることでしょう。