健康日記がFitbitと連携
2024-07-11 12:33:10

生涯PHRアプリ「健康日記」がGoogle Fitbitとのデータ連携機能を追加実装 - 心疾患患者の健康管理をより効率的に

生涯PHRアプリ「健康日記」がGoogle Fitbitとのデータ連携機能を追加実装



株式会社ヘルステック研究所は、提供する生涯PHRアプリ「健康日記」にウェアラブルデバイス「Google Fitbit」シリーズとのデータ連携機能を追加実装したことを発表しました。

この新機能により、心疾患既往の患者は、Fitbitから取得した活動量や睡眠時間などのライフログデータを「健康日記」で一元管理することが可能になります。これにより、患者は複数のアプリを管理する負担を軽減し、より効率的に健康管理を行えるようになります。

背景と目的



ヘルステック研究所は、内閣府事業「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の第3期課題「統合型ヘルスケアシステムの構築」に研究開発分担者として参加し、京都大学と共同でPHRデバイスを用いた循環器疾患重症化予測ソフトウェアの開発を進めています。

今回のFitbitとのデータ連携は、この取り組みの一環として実現しました。心疾患既往の患者にとって、日々の生活から得られるライフログは、心臓突然死のリスクを予測する上で重要な情報となります。Fitbitとの連携により、患者はより簡単にライフログを記録することができ、血圧や体重などの健康データと合わせて一元管理できるようになります。これは、患者だけでなく、研究者にとっても負担軽減と効率化に繋がり、心臓突然死予防や循環器疾患重症化予防に貢献する事業モデル構築を促進すると期待されています。

今後の展望



ヘルステック研究所は、今後も様々なヘルスケア関連機器とのデータ連携を進め、システム環境やアプリケーションに縛られることなく、個人のPHRデータが突然死予防に貢献する社会の実現を目指しています。

健康日記について



健康日記は、ヘルステック研究所と京都大学が共同開発した生涯PHRアプリです。体重や血圧、カロリー、服薬履歴などの記録、スマートフォンヘルスケア機能との連携による歩数データなどの自動取り込み、グラフ表示や判定閲覧などが可能です。また、マイナポータル連携による医療保険情報の取得・閲覧、各種体温計、血圧計、体組成計との連携など、幅広い機能を搭載しています。現在、累計ダウンロード数は18万を超えています。

ヘルステック研究所について



ヘルステック研究所は、京都大学における産学連携共同研究「京大データヘルス研究会」の発足を機に設立された大学発ベンチャー企業です。京都大学との共同研究をはじめ、健康・医療・介護に関わる個人データ(PHR)の標準化および利活用促進を目指し、研究開発を行っています。生涯PHRアプリ「健康日記」のほか、医療従事者向け勤怠管理アプリ「医働日記」、大学向け健診サポートシステム「CAMPUS」など、多岐にわたるサービスを展開しています。



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