グリーンパンが第12回日本輸出大賞を受賞
2023年度の日本輸出大賞において、The Cookware Companyが展開するグリーンパンが最優秀企業に選出されました。この賞は、ベルギーとルクセンブルクの製品やサービスが日本市場でどれだけ成功しているかを評価するもので、12年目を迎えています。
この一大イベントは、ベルギー大使館とルクセンブルク大使館の後援により、在日ベルギー・ルクセンブルク商工会議所(BLCCJ)によって運営されています。9月中旬には第一次選考が行われ、4社に絞られた後、10月中旬の専門審査員によるプレゼンテーションを経て、グリーンパンが栄えある最終受賞者として選ばれました。
グリーンパンの特徴・取り組み
特筆すべきは、グリーンパンが特許取得のサーモロン・セラミックコーティングを使用している点です。この技術はフッ素樹脂を使用せず、人体や環境に有害なPFASや鉛、カドミウムなどの化学物質を一切含まないという理念のもとで作られています。この点が、日本におけるPFAS問題に対する長年の取り組みと相まって、高く評価された要因となりました。
来年、2024年12月10日には授賞式が予定されており、グリーンパンの代表者だけでなく、株式会社ワイ・ヨットの代表取締役社長も招待されることになっています。
審査員の評価
審査員からは、グリーンパンが環境問題に対して真摯に取り組む姿勢が絶賛されました。EBC(欧州ビジネス協会)の事務局長であるヴァレリー・モスケッティ氏は、化学物質によるリスクを家庭での調理を通じて解決しようとする取り組みは非常に価値があると述べています。さらには、日本市場向けに特化した商品開発など、柔軟な対応力も賞賛されました。
また、上智大学の教授であるハギリアン・パリッサ氏も、グリーンパンのミッションを掲げた姿勢が他の企業とは一線を画すると評価し、調理の過程で環境問題を意識させる重要性に期待を寄せています。
ワイ・ヨットとの強固なパートナーシップ
ブランドの日本総代理店である株式会社ワイ・ヨットの寺田社長は、グリーンパンの受賞を喜び、PFAS問題への取り組みが評価されたとし、これからも日本市場でのさらなる展開に期待を寄せています。「グリーンパンが提供する健康に配慮した調理器具は、日本の消費者にとって欠かせない存在です」と語っています。
グリーンパンのこれから
グリーンパンは2007年にベルギーで設立され、サーモロン・セラミックコーティングを使った調理器具を展開しています。この企業の理念は、環境への配慮と共に家庭で使用される安全な調理器具の提供です。授賞式の模様は公式YouTubeチャンネルでも公開される予定ですので、ぜひ注目してみてください。
公式いかで、グリーンパンのコミュニケーションが今後ますます広がっていくことを期待しています。