法政大学インターンシップ
2025-08-22 10:57:02

法政大学とあいが協力、ユニークなインターンシップで医療アクセス解決を目指す

法政大学と有限会社あいが連携するユニークなインターンシップ



有限会社あい(東京都江東区)が提供する訪日外国人向け医療機関検索サービス「メドシーク」は、2025年8月に法政大学経営学部のGlobal Business Program(GBP)と共同で特別なインターンシップを実施します。参加するのは同大学の経営学部から選ばれた6名の学生です。本プログラムでは、外国人観光客が医療を受ける際に直面するさまざまな課題を深く理解し、実践的な改善策を考えることを目的としています。

インターンシップの内容と目的



このインターンシップは、外国人観光客が日本の医療機関を利用する際の壁となる言語や情報不足への対策を考える機会となります。参加学生は、企業との意見交換を行いながら、医療システムについての認識を高め、グローバルな視点を養成します。また、実際に現場での体験を通じて社会課題への感度を高め、自らの視点からの提案力を身につけることも重要なテーマです。

インターンシップは2025年8月25日から9月4日の期間で実施されます。メインの活動には「メドシーク」の広報やマーケティング活動が含まれ、特にSNSの利用や地域の医療機関との連携を重視します。このような実地活動を通じて、学生は医療と観光が交錯するダイナミックな環境を体験します。

メドシークの特徴



「メドシーク」は、訪日外国人向けに医療機関をスムーズに検索できるサービスです。10言語に対応しており、全国の2,223の医療機関に関する情報を網羅しています。そして、Googleマップとの連携により、リアルタイムで最適なルートを提供します。利用料金は外国人観光客向けに1回5,000円ですが、協力施設である観光案内所やホテルは無料で利用できる仕組みになっています。

有限会社あいの取締役、齋藤麻美氏は「外国人観光客が医療へアクセスする際の情報不足や言語の壁を解消するために『メドシーク』を開発しました。このインターンシップでは、法政大学の学生たちの新しい視点からの発想を取り入れ、医療アクセス改善に向けた提案をしていただきたい」と期待を寄せています。

学生への期待と今後の展望



法政大学の経営学部教授、鴨志田晃氏は「GBPでは毎年、さまざまな企業と共にインターンシップを実施しています。今回は特に外国人向けの医療サービスに関するマーケティングを学生に体験させ、彼らの意見を基にした提案を期待しています」と述べており、教育と社会課題解決の連携を進める意義を強調しています。

このインターンシップの様子は、SNSや動画を通じて発信され、成果報告会も開催される予定です。また、他大学との連携も視野に入れ、幅広い学生に「医療アクセス向上」の取り組みを広めていくことが目指されています。

会社情報



有限会社あいは、調剤薬局を運営しつつ、外国人向けの医療情報サービス「メドシーク」を提供しています。拠点は東京都江東区で、詳細情報は公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
有限会社あい
住所
東京都江東区大島5-5-5
電話番号
03-3683-7552

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