IATSSフォーラム、設立40周年を記念する式典を開催
IATSSフォーラムは1985年に設立されて以来、ASEAN諸国やインドを中心とする若手リーダーの育成を目指し、共に考え、共に学ぶという理念の下、40年にわたって研修活動を続けてきました。本フォーラムは、本田宗一郎氏や藤澤武夫氏の私財によって設立された背景を持ち、交通安全や社会課題の解決に貢献する人材を育成する国際的な交流の場としての役割を果たしています。
これまでの歩みを振り返りつつ、今後のビジョンを描く重要な機会となっている40周年記念式典が2025年11月9日から10日にかけて三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットにて開催されることが決定しました。
40周年記念事業の詳細
式典のプログラムの中には、改修を終えた新拠点「鈴鹿サーキットホテルサウス棟」のお披露目セレモニーも含まれており、新しい施設での交流が期待されています。また、IATSSフォーラム設立40周年記念式典では、これまでの活動を振り返り、今後の展望についてのプレゼンテーションが行われる予定です。さらに、第11回国際アルムナイ会議も開催され、各国の修了生組織との意見交換が行われます。
最後に、今後の10年間の活動をまとめた記念冊子が発行される予定であり、過去の努力と成果をその形に見ることができます。
この特別な機会は人材育成のみならず、国や世代を超えた国際的なつながりを深める貴重なイベントとなります。IATSSフォーラムは、これからもアジア地域をはじめとした国際社会の持続的な発展に寄与していく姿勢を変えず、次世代のリーダー層を育成する活動を続けていくことでしょう。
開催概要
- - 名称: IATSSフォーラム設立40周年記念事業
- - 会期: 2025年11月9日(日)〜10日(月)
- - 会場: 鈴鹿サーキット内 各施設(三重県鈴鹿市稲生町7992)
- - 主催: 公益財団法人 国際交通安全学会(IATSS)
本事業は招待制となっており、一般参加の募集は行わないため、参加者には特別な選考プロセスが設けられています。この機会にぜひ、IATSSフォーラムの40年の歴史と未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。