大阪府ファミリーマートにご当地言葉の挨拶音声ATMが登場！

大阪府内のファミリーマートなどに設置されたイーネットATMで、地元の方々に喜ばれる新たなサービスが始まりました。これは、さまざまな地域のご当地言葉で挨拶をする音声サービスです。2012年から開始されたこの画期的な取組が、大阪府で20府県目の展開を果たしました。音声は、ATMでのカード挿入時に「いらっしゃいませ」と案内し、取引終了後には「ありがとうございました、またお越しください」という声で締めくくられます。各地域の言葉を話すのは、その土地出身の大阪大学の学生たちであり、言葉の選定は大阪大学大学院人文学研究科の高木千恵教授が監修を行っています。

このサービスによって、豊中市や茨木市、吹田市、高槻市などの摂津エリアでは「いつもお世話んなってます」といった言葉が使われ、地元の人々に親しさを感じさせる挨拶が加わります。また、大阪市全域では「まいど、いつもお世話んなってます」が聞かれ、聴く人を笑顔にしてくれることでしょう。北・中河内や南河内エリアでも、それぞれの地域特色を反映した挨拶が親しまれ、公的な場でも地域の温かみを伝える一助となります。

さらに、和泉地域では「まいど、いつもお世話んなります」と、より近しい関係を意識して温かく迎え入れます。これらの言葉は、地域の人々が使う日常的なフレーズであり、使い慣れた表現から生まれる親しみやすさは、ATMを利用する際の新たな体験となることでしょう。

現在、大阪府内に設置されているイーネットATMの台数は1,067台。その多くはファミリーマートに設置されていますが、ライフやデイリーヤマザキ、イズミヤなどの店舗にも広がりを見せています。このプロジェクトは、地域密着型のATMを目指すものであり、さまざまな方言を通じて地域文化を広めることにも貢献しています。このような取り組みは、観光で訪れる人々にも関心を引き、新しい発見となるでしょう。

イーネットでは、今後も地域の言葉を大切にし、さらに多くの地域での展開を目指すとともに、訪れる皆様に温かいおもてなしを提供していきます。これからのイーネットATMの進化に注目が集まります。そして、音声を担当した学生たちも、自身の言葉が地域の皆さんにどのように受け入れられているのか楽しみにしていることでしょう。

「ぜひ、大阪を訪れる際には、地元言葉での挨拶を感じながらATMを利用してみてください。新たな意味での地域交流が生まれること間違いなしです！」

この新たなサービスについては、イーネットのホームページからも詳しい情報や各地域のご当地言葉の音声を確認できます。訪問の際にはぜひ、場所ならではの挨拶を体験してみてください。