視覚障害者支援の新たな一歩、チャリティミュージックソン
2024年12月24日から25日にかけて、目の不自由な方々のための支援キャンペーン「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が行われます。今年で49回目を迎えるこの特別な放送は、全国の11のラジオ局が一斉に参加し、視覚障害者のための「通りゃんせ基金」への募金を呼びかけます。
このプロジェクトの一環として、特に「音の出る信号機」の設置が強調されており、こうした装置が生活において重要な役割を果たします。視覚に障害がある方たちにとって、音を頼りに安全に交通を渡ることができる信号機は、日常生活を支える大切な存在となっています。今回の募金活動を通じて、さらなる設置が実現することを期待しています。
キャンペーンのメインランナーに迎えられたのは、著名なタレントの森脇健児さん。「やるき、もりわき、しんごうき!」というキャッチフレーズのもと、視覚障害者の雇用や就労環境の改善にもスポットが当たります。森脇さんの明るいキャラクターが、より多くの支持を集める助けとなるでしょう。
全国各地からのラジオ局が参加
今回の特別放送では、東京のニッポン放送がキーステーションとして機能し、各地のラジオ局が手を組んで「声の握手」を行います。これは、視覚障害者に対する理解を深め、幅広い支援を呼びかける重要な活動です。全国のリスナーが一つになり、共感を広げるきっかけとなるでしょう。
参加方法と募金の受付
募金は1月31日(金)まで受け付けており、振込やスマホ決済など様々な方法を通じて行うことができます。また、経費を除く全額が寄付に回される「2025年ラジオ大阪チャリティーカレンダー」の販売や、売上全額が寄付となる「チャリティーオークション」も同時に行われており、参加者はそれらを通じて支援できます。募金対象に参与することは、より多くの音の出る信号機を設置するための第一歩です。
イベント情報
- - 番組名: 2024 第49回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン
- - 日時: 2024年12月24日(火)正午〜12月25日(水)正午
- - 出演者: 森脇健児をはじめ、カベポスター、笑福亭松喬、小川恵理子、西村登代子など多彩なゲストが参加。
このキャンペーンを通じて、多くの方々に参加を呼びかけ、視覚障害者の生活環境がさらに向上することを願っています。詳細や参加方法については、
特設サイトをご覧ください。