植物バイオテクノロジーがもたらす新しい美しさ：Waphytoの挑戦

日本初の植物バイオテクノロジー化粧品ブランドが誕生

2020年9月2日、愛知県豊橋市に本社を構える株式会社Waphytoが、植物バイオテクノロジーを駆使した新しい化粧品ブランドを立ち上げました。創設者である森田敦子さんは、フランスで学んだ植物療法の知識をもとに、22年にわたり日本の薬草について研究を重ねてきた実力者。彼女の研究成果を活かしたこのブランドは、植物の機能性成分を科学的に分析し、化粧品に応用することを目的としています。植物の持つ貴重な成分を利用し、人生100年時代における美しさを提供することがWaphytoの使命です。

愛知県東三河の恵みを活かした製品群

Waphytoの特徴は、愛知県東三河地方で無農薬栽培された5種類の薬草のエキスを取り入れたスキンケア製品です。このエリアは、中央構造線上に位置し、自然エネルギーに満ちています。研究の結果、効果が確認された「桑」「菊」「ゴツコラ」「ヨモギ」「スギナ」を黄金比で配合し、肌全体を美しく保つための成分として効果的に使用しています。

ライフイベントに応じた22製品を展開

Waphytoの初ラインナップとしてスキンケア6品、デリケートゾーンケア3品、ヘアケア6品、ボディケア7品の計22製品が登場します。森田さんは、長年にわたり妊娠中や出産後、更年期、さらには介護におけるケアなど、多岐にわたる課題に向き合いながら、すべてのライフステージに応じた製品を開発しました。これらの製品は、ホルモンバランスの変化による肌や髪、体の状態に配慮した設計がなされています。

環境への配慮と革新的な再生容器

Waphytoは、製品の環境への影響をできる限り抑えることにも注力しています。「Reduce」「Reuse」「Recycle」「Upcycle」を理念とし、使用済みの容器回収プログラムを実施。東京・中目黒の旗艦店では、テラサイクルジャパンと協力して回収を行い、地域の環境保護に貢献しています。

フラッグシップショップの設立と拡大する学びの場

Waphytoのブランドデビューと同時に、東京・中目黒に旗艦店「Waphyto Tokyo」をオープンしました。この店舗では、1階で製品の販売を行い、2階には和の薬草に関するライブラリーやフィトテラピーのスクールを設け、地域の人々に植物療法を学ぶ機会を提供しています。森田さん自身が直接セミナーを行うプログラムも計画されており、消費者との距離を縮める取り組みが進められています。

ECでの先行予約キャンペーンと情報発信

8月26日からはオンラインショップにて先行予約キャンペーンも実施。特典が盛りだくさんのこのプロモーションを通じて、Waphyto社は消費者に会える機会を増やし、ブランドの認知度を高めていきます。また、森田さんと他の専門家によるインスタライブ配信も行い、商品の魅力やフィトテラピーに関する知識を発信しています。

さらなる成長に向けた協業の推進

今後は、愛知県の武蔵精密工業株式会社と協業し、植物バイオ研究のさらなる強化や新しい食品原料の開発に着手する予定です。このように、Waphytoは化粧品業界における地方創生や日本の豊かな自然を活かした製品づくりを通じて、持続可能な発展を目指しています。植物の機能性を引き出すことによって、より多くの人が美しく豊かな100年を送るのをサポートしていくことでしょう。