世界初!黒の餅つき機「つき姫」で若者世代を開拓
日本の食文化を支える餅つき。しかし近年、核家族化や住宅事情の変化により、大型の餅つき機を使う機会は減りつつあります。伝統的な餅つき文化の継承が課題となる中、岡山県赤磐市に拠点を置くみのる産業株式会社が、画期的な商品を開発しました。それが、スタイリッシュな黒色の3合餅つき機「つき姫」です。
「蒸す・つく」一体型餅つき機のパイオニア
みのる産業は、1945年創業の農業機械メーカー。これまで500機種以上の発明品を生み出し、1970年には日本で初めて「蒸す・つく」一体型の家庭用餅つき機を開発、販売しました。当時、電気洗濯機に続くヒット商品として注目を集め、ピーク時には年間65万台の生産を誇ったといいます。しかし、時代とともに餅つき機の需要は減少。消費者のライフスタイル変化に対応した新たな挑戦が必要となりました。
コンパクトでスタイリッシュな「つき姫」
そこで誕生したのが、コンパクトで使い勝手の良い3合サイズの餅つき機「つき姫」です。2017年の発売以来、中高年層を中心に人気を集め、2024年10月末までに29,400台を販売。その人気の秘密は、わずか25分で「蒸す・つく」工程が完了する時短性と、女性でも片手で持ち運びできるコンパクトさです。
黒色の新モデルで若年層へのアプローチ
しかし、購入者の80%が50代以上という現状を打破するため、みのる産業は新たな戦略を打ち出しました。それが、若い世代にも受け入れられるよう、黒色の「つき姫」を開発したこと。近年人気が高まっている「黒家電」のトレンドを取り込み、スタイリッシュなキッチンインテリアにも自然と溶け込むデザインに仕上げました。
つきたて餅の美味しさを再発見
「つき姫」は、つきたて餅の美味しさを手軽に楽しめるように設計されています。忙しい朝や、ちょっとしたおやつにも最適。真空パックの餅とは異なる、もちもちとした食感と、つきたてならではの風味は、多くのユーザーを魅了しています。
食文化継承への挑戦
みのる産業の挑戦は、単なる商品の販売にとどまりません。それは、日本の食文化である餅つきを次世代へと繋ぐための取り組みです。黒色の「つき姫」を通じて、若い世代に伝統的な食文化を身近に感じてもらい、つきたて餅の美味しさを再発見してもらうことを目指しています。
商品概要
商品名:3合餅つき機「つき姫」
本体サイズ:奥行22cm、幅21cm、高さ30cm
質量:4.3kg
カラー展開:アイボリーホワイト、ピンク、リッチブラック、リッチホワイト
* 価格:24,900円~26,500円(税込)
まとめ
みのる産業の「つき姫」は、単なる家電製品ではありません。それは、伝統と革新が融合した、日本の食文化を未来へ繋ぐための挑戦の証です。黒色の新モデルの登場により、若い世代へのアプローチも強化され、今後ますます注目を集めることでしょう。