富士通テンが新たに業務用ドライブレコーダー『G400シリーズ』を発表
富士通テン株式会社は、業務用ドライブレコーダー『OBVIOUS(アヴィアス)レコーダー G400シリーズ』を11月上旬に発売すると発表しました。業界初となる「仮想距離表示機能」を搭載し、安全運転教育の一助となる新たな機能を装備。この革新的な技術は、ドライバーに対して距離を視覚的に把握させ、より安全な運転を促進します。
新機能の特徴
『G400シリーズ』では、各種機能が強化され、特に以下のポイントが注目です。
1.
仮想距離表示機能: これは前方車両までの距離が映像上に表示されるもので、運転者が最適な車間距離を維持するための指導に役立ちます。
2.
最大5台のカメラ接続: 従来モデルの3台から拡大され、より多角的な情報収集が可能に。特にバス事業者からの要望が多かった点に対応しています。
3.
最長約200時間の映像記録: 昨今の業務用ニーズに応えるべく、常時記録が約4倍に拡大。数日間分のデータを保持し、安全性を確保します。
4.
音声ガイダンスによる運転促進機能: スピード超過や長時間運転時には音声で注意を喚起し、安全運転を助ける機能が新たに追加されました。
5.
マップバルーン機能: 地図上で映像を簡単に選択できるこの機能は、運転状況の分析に役立ち、管理者の業務負担を軽減します。
製品の背景と目的
富士通テンが業務用ドライブレコーダーを志向した背景には、安全性の確保と事故防止の意義があります。2005年にタクシー向けに初の『OBVIOUSレコーダー』を発売以降、常に進化を遂げてきた同社。その理念は、単に映像を記録するだけでなく、運転教育や運行管理との連携を重視しています。新商品の登場により、さらなる業務効率化が期待されます。
期待される効果
新たなドライブレコーダーは、交通事故の原因を迅速に分析し、運転者の安全運転意識を高めることで、実際の交通事故減少にも寄与することが期待されています。事故時の記録情報を解析することで、より具体的な対策を講じることが可能となります。
株式会社富士通テンの今後の展望
来春にはデジタコ認証モデルも発表予定であり、商品のラインナップが一層充実する見込みです。富士通テンは、「安全」「安心」「業務」をトータルでサポートする商品を今後も提供し続ける方針です。新たな業務用ドライブレコーダーとしての『G400シリーズ』は、企業の運行管理をさらに効率化し、安全な運転環境を実現することに貢献するでしょう。
展示会のお知らせ
『G400シリーズ』は「国際物流総合展2012」で富士通ブースに出展される予定です。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。
(http://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/jp/)
【製品概要】
- - 商品名: OBVIOUSレコーダー 「G400シリーズ」
- - 発売日: 11月上旬
- - 型名: DRU-4010
安全運転教育を支援する新しいドライブレコーダー『G400シリーズ』の登場に、期待が高まります。