新しい生活様式に合わせた中小企業向けフランチャイズ商談会の開催

新しい生活様式にフィットした中小企業向けフランチャイズ商談会

8月に入るとはっきりとした暑さが感じられる中、私たちの生活様式は様々な変化を遂げています。特に企業の運営においては、オンライン商談やリモートワークなどが一般化し、それに伴って新たなビジネスの形が求められています。そんな中、株式会社アセンティア・ホールディングスが主催する「加盟店が主役のフランチャイズ商談会」が注目を集めています。この商談会は、特に中小企業の経営者にとって貴重な機会を提供しています。

フランチャイズ商談会の新しい試み

アセンティア・ホールディングスは、2010年から海外におけるフランチャイズ展開を手がけてきました。世界19か国に日本の外食やサービス業界の良質なビジネスを広める中、国内でもフランチャイズの魅力を伝えることが急務とされました。そこで生まれたのが「加盟店が主役のフランチャイズ商談会」です。

過去の成功を受けて

この商談会は2019年11月に東京で初めて開催され、以降は札幌でも成功を収めてきました。これまでの商談会と異なるのは、加盟企業が主役となり、そのニーズに合わせた提案が行われる点です。一般的な商談会では、提案を行いたい企業がブースを構えるのに対し、今回の商談会では新規事業を探している企業経営者が自らブースを構えるという新しい形式が採用されています。

オンライン商談会の実施

さらに、COVID-19の影響を受けて、今年はチャレンジとしてオンラインでの商談会も行われようになりました。5月27日と6月17日の2回、Zoomを活用した商談会が開催され、多くの中小企業経営者が参加しました。オンライン商談会では、基本的に時間割に従って各フランチャイズ本部が提案を行い、加盟企業は多様な業態の情報を受け取ることが可能です。

実際の商談会の様子

商談会では、4～7社のフランチャイズに加盟している企業が集まり、参加者はそれぞれのブースを訪れるスタイルで進行します。特にZoomのブレークアウトセッションを利用した商談では、参加企業が興味のない分野の提案にも耳を傾ける必要があり、これが未知の成長機会との出会いを生むきっかけとなっています。

経営者の反響

過去の参加者からは、「新たな業界・業態の情報を得られたことが貴重であった」との声が多く寄せられています。従来の商談会では出会えなかった新しいビジネスチャンスが広がる可能性が高く、経営者にとっては非常に魅力的な機会です。また、「飲食ビジネス以外にも興味深い提案があった」「思っていた以上に刺激を受けた」といった意見も多く、参加した企業の満足度は高いと言えます。

今後の展開

これらの商談会は毎月開催されることが決定しており、次回は7月7日、8月4日を予定しています。実際に会場を設けた商談会も年4回程度行う計画となっています。地域企業が最先端のフランチャイズ情報にアクセスできるこの取り組みは、今後も注目されることでしょう。

新しい生活様式の中で企業が成長を目指すには、こうした新しいビジネスの形がまさに求められているのです。